播種同時処理でき、省力化にも貢献。 悩まされていたアゼナ対策にも効果を実感。
米どころ新潟で稲作を行う木澤富士雄さん。JA新潟かがやきの担当者からも腕が良いと太鼓判を押される米作りの名人です。2022年からリゾケアXLを、2024年からアピロファースト1キロ粒剤(以下、アピロファースト)を使用されています。その効果の実感を伺いました。
【目次】
苗立ちも良く、直播でも移植と遜色ない生育のリゾケアXL
出芽が早く、初期生育がいいから安心できる
アゼナをしっかり抑え、稲への薬害も見られないアピロファースト
来年はリゾケアXLなどの湛水直播を10haにする予定
苗立ちも良く、直播でも移植と遜色ない生育のリゾケアXL
東西に信濃川と阿賀野川が流れる新潟市秋葉区。木澤さんは兼業農家時代を含めて、この地で約50年、稲作に取り組んできました。2024年の栽培面積は30.4haで、そのうち湛水直播はリゾケアXLが5.5ha、ほかの湛水直播のコーティング資材(以下、他社資材)が3.8ha、乾田直播が60a、残りの20.5haは移植で栽培を行いました。
リゾケアXLを導入したのは、2022年。それ以前より栽培していた他社資材よりも出芽率や苗立ちの良い湛水直播はないかと考えていたところ、JAの担当者から紹介されたと言います。
播種は乗用播種機を使い、代かき4日後に実施。忙しい時期に、コーティングの手間がないこともリゾケアXLの良さだと評価していただきました。
「播種10日前後で出芽しましたが、きれいに揃って出芽したことにまず驚きました。まいた分はほとんど同時期に出芽しますので、管理もしやすく助かりました。さらに苗立ちも良く、その後の生育状況は移植と遜色がありませんでした」。
出芽が早く、初期生育がいいから安心できる
リゾケアXLと他社資材を隣り合った圃場で栽培したこともあったそうで、その出芽の違いをより明確に実感されたと言います。
「他社資材は出芽がまばらで、最初は半分も出芽していませんでした。もちろん時間が経過すれば多少は追いついてはくるのですが、遅れて出芽するとその分生育が遅れ、苗立ちも揃いません。直播はいつ出芽するかが最も気になることの一つなので、出芽が早く、初期生育の良いリゾケアXLは、安心できる資材だと思います」。
直播で心配される鳥害に関しても、鳥の止まり木となるような電柱や電線のない開けた圃場を選ぶことで大きな被害にあったことはないそうです。
当初60aで始め、2年目に2ha、3年目には5.5haと、リゾケアXLの栽培面積を年々増やされていることからも、信頼いただいていることが窺えます。
アピロファーストはアゼナをしっかり抑え、稲への薬害も見られません
2024年はリゾケアXLの播種時に、初期除草剤としてアピロファーストを同時散布していただきました。
「アピロファーストは播種同時で処理できるので労力が軽減できました。シンジェンタがリゾケアXLとセットで開発している剤なので、安心して使えるのがいいですね」。
その後、生育状況を見て稲1.5葉期(生育がはっきり確認できるようになる時期)頃に、初・中期一発剤を使用しました。
木澤さんはJAの担当者が「木澤さんは、腕が良いんですよ」と太鼓判を押すほどの米作りの名人。移植では初期剤を使わずに、雑草を抑えているそうです。直播の雑草管理も、発芽しなかったところにノビエなどが出てくるのが気になる程度で「それほど大変じゃないですよ」とおっしゃいます。その中で目立つのがアゼナなのだとか。
「毎年、アゼナが多く見られましたが、今年は初期剤としてアピロファーストを使ったことでアゼナがしっかり抑えられ、効果を実感しています。薬害もなく、良い剤だと思います。来年以降もリゾケアXLとアピロファーストを組み合わせて使っていきたいですね」。
来年はリゾケアXLなどの湛水直播を10haにする予定
全国屈指の米どころ新潟県でも離農が進み、担い手である木澤さんの栽培面積は年々増えています。2024年も春先に突然、「10haほど農地が空くのでなんとかしてくれないか」という要請を受けました。しかし、「すべて引き受けるのは難しく、半分の5haを請け負うことにした」と話します。今後も栽培面積は増えていくことが予想されるので、省力化は大きな課題です。
「苗を購入しているので経費面も考慮して移植を減らし、直播の面積を増やしていく予定です。リゾケアXLは3年間栽培しましたので、何も心配はしていません。来年はリゾケアXLを含めた湛水直播を10haにする予定です」。
息子さんが後継者として、会社員をしながら農業に携わっています。繁忙期にはお孫さんや息子さんの会社の仲間などにも応援を頼み、木澤さんの農業経営は今後も続きます。
木澤さんのリゾケアXL圃場(こしいぶき)防除スケジュール
4/21 代かき
4/25 播種 アピロファースト同時散布
5/12 初・中期一発剤(1.5葉期頃)
9月 収穫
KIZAWA farm.では2024年、ゆきん子舞、こしいぶき、
コシヒカリ、新之助のほか、だいずも栽培している
※掲載内容は取材当時のものです
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