長い道のりを歩んできました

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2013年に最初にグッド・グロース・プランを立ち上げたとき、私たちは農業とビジネスの持続可能性を改善するという大志を抱いていました。

私たちは、2020年までに達成する6つのハードなストレッチターゲットを設定し、そのほとんどを早期に達成しました。

このことから、生産者、その家族および私たち全員が共有する地球にとって、目に見えるメリットが生まれ、私たちはいくつかの非常に重要な教訓を学び、私たちが今やろうとしている行動を形づくるのにとても役立ちました。

進捗状況の詳細については、こちらをダウンロードいただき、ご覧ください。

【2019年度進捗報告】 

おかげさまで”6つ”のコミットメント達成

作物の効率性を高める

作物の生産性が18.8%向上(2014年比):ベンチマークファームに先立ち、リファレンスファームの収穫高を向上させ、養分効率や農薬の散布効率の20%以上の改善を記録しました。

より多くの農地を回復する

より多くの農地を回復する

土壌改善によって14.4万haの農地を回復 (2014年より):劣化寸前の農地1,000万haの肥沃度を改善し、2020年の目標を既に500万ha近く上回りました。引き続き、土壌の健全性の重要性について、認識を高めていきます。

豊かな生物多様性を促進する

豊かな生物多様性を促進する

11.1万haもの生物多様性エリアを創生:世界中で展開しているシンジェンタの生物多様性プロジェクトは、農家やその周辺の地域社会に測定可能な恩恵をもたらしています。

小規模農家を支援する

小規模農家を支援する

2650万人の小規模農家の生産性が28.5%向上(2014年ベンチマーク比):接触した小規模農家は2,000万戸以上に達し、実質的に生産性が向上しました。しかし、シンジェンタの取組は終わりません。

農業従事者の安全を守る

農業従事者の安全を守る

4,240万人の農業従事者に対し安全使用を啓発(2014年より):2020年の目標である2,000万人を超え、4,240万人というかつてないほど多くの参加者に安全な使用方法に関するトレーニングを実施しました。

全ての働き手に配慮する

全ての働き手に配慮する

99%のサプライヤーで適正な労働環境を確保:サプライチェーンの99%を網羅し、インドの種子サプライチェーンでは、業界をリードして賃金引き上げに取り組んでいます。

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新しいグッド・グロース・プラン

新しいグッド・グロース・プランは、農業の生産的な未来と世界的な経済回復を中心にし、また、気候変動と生物多様性の損失に対する緊急的な対策を重視しています。私たちは、農業の二酸化炭素排出量を削減し、生産者が気候変動によって引き起こされる極端な気象パターンに対処するのを支援するために、4つの大胆な新しいグローバルレベルでの取組を行っています。 これらの取組は、生産者と社会がコロナウイルス感染症パンデミックの影響から持続的に回復するのに役立ちます。

増え続ける耕作放棄地にミツバチの栄養になるお花を植えて、農地の再生とミツバチの餌不足解消などを目指しています。

送粉昆虫の新しい場所

2015年秋に、玉川大学農学部、山梨県甲府市の養蜂家、雪印種苗株式会社、シンジェンタジャパン株式会社で、『耕作放棄地のお花畑化プロジェクト推進協議会』を設立し、これまで本プロジェクトに共感・協賛いただけるパートナーとともに、養蜂および農業の活性化を目指し、日本の農業の課題の一つである耕作放棄地を利用してお花畑を創出し、養蜂資源、農薬被害の回避場所などとして利用することにより、地域の園芸農業に養蜂を通じて貢献してきました。