体験レポート

ミラビスフロアブルを使った小麦は 艶があって輝くような色合いに。 薬剤を変えてこんなに違いが出たのは初めてです。

畑作
農事組合法人小鹿ファーム代表理事 馬場豊輝さん
農事組合法人小鹿ファーム代表理事の馬場豊輝さん

 以前はJAで営農指導員をされていた馬場豊輝さん。現在は農事組合法人小鹿ファーム代表理事として地域農業を発展させるために心血を注いでおられます。ミラビスフロアブル2022年から導入していただいていますが、試験散布をしたところ、小麦の艶と色の違いに驚かれたそう。その体験をお話いただきました。

目次

佐賀県では初の「集落営農組織からの法人化」
「じっぱかねー(きれいですね)」と褒められたミラビスフロアブルの美穂効果
雨の多い年にも赤かび病が見られずミラビスフロアブルのDON低減効果も実感
 

 

佐賀県では初の「集落営農組織からの法人化」


 小鹿ファームは地域の農業はみんなで守ることを掲げ、2014115日に佐賀県内で初の集落営農組織からの農事組合法人として設立されました。小鹿地域は佐賀県の東部、神埼市の南西部に位置する水田農業地帯です。地域全体の圃場整備と暗きょの再整備による集約化が進められ、法人化以前より機械の共同利用、共同育苗や防除、田植えや収穫作業など地域一丸となった農業に取り組んできました。ちなみに地区名はおしか、法人名はこじかと読みます。代表理事の馬場豊輝さんはこう話します。

「法人化にあたり組合員からアンケートを取り、メリットとデメリットを理解してもらいました。その上で法人化し、水稲や麦を中心に、収益性の高いキャベツの契約栽培にも取り組みました。それによって、冬場の雇用確保や収益アップが実現でき、安定した農業経営をしています。法人の損益は農作業に従事した構成員に分配し、地域住民の所得向上を目指しています」。

 経営面積は23haで、水稲、だいず、麦、キャベツ、高菜を生産。このうち麦は、二条大麦のサチホゴールデンを8.5ha、うどんなどの製麺用小麦チクゴイズミを10.6ha栽培されています。

農事組合法人小鹿ファーム
【2頭の鹿とハートをモチーフにした小鹿ファームのマーク】

 

 

「じっぱかねー(きれいですね)」と褒められたミラビスフロアブルの美穂効果


 麦栽培でのこだわりは、麦踏みをていねいに行うことだとおっしゃいます。通常は年内に1回、年明けに23回行うところ、小鹿ファームでは12月下旬から10日おきに6回の麦踏みを行っています。また土入れも34回行います。これによって耐倒伏性が高まるのだそうです。

さらに品質の良い小麦を作るために、2022年からミラビスフロアブルを使っていただいています。最初は試験的に圃場の一角で使っていただきました。そして収穫を迎えるころ、試験区と他剤を使った圃場を比べ、驚いたと話します。

「小麦の色と艶が全然違いました。ミラビスフロアブルを散布した小麦には、艶があって黄金色に輝いていたんです。他の剤の圃場との差が歴然で、これにはビックリしました。無処理区も作って比較しましたが、やはりミラビスフロアブル試験区の方が見た目がきれいで、美穂効果を実感しました。近所の人からも『じっぱかねー(きれいですね)』と褒められたほどでした。その人にはミラビスフロアブルのおかげとは言わず『私の腕がいいですから!』と答えておきましたよ」。

 馬場さんは冗談を交えてそう笑います。

 赤かび病がしっかり抑えられたことで実入りが良くなり、歩留まりが高くなったことも実感していただいています。

「実入りが悪いと、収穫する際にコンバインが弾き飛ばす量が増えてしまいます。他の剤を使っていた頃に比べ、ミラビスフロアブルを使うようになって弾き飛ばす量が減り、収量も上がりました。また実入りが良い小麦は、等級も1等(Aランク)と評価されますので、収益面も向上しましたね」。

 60歳までJAさがに勤務し、指導員としてもさまざまな作物の栽培指導を行ってきた馬場さんですが、これまでの殺菌剤でこんなに違うことを実感したことはなかったそうです。これなら全面的に切り換えても大丈夫と、本格的な導入をしていただいています。

農事組合法人小鹿ファーム 小麦の圃場
【艶があり黄金色に輝く小鹿ファームの小麦圃場】

 

 

雨の多い年にも赤かび病が見られずミラビスフロアブルのDON低減効果も実感


 散布は開花最盛期に行いました。乗用管理機で、2000倍に希釈して10a当り100Lで散布しています。少量でも効果があるうえに、倍数計算しやすく散布しやすいのも良いと評価していただきました。

2024年は3月に雨が多かったため、全体的に実が小さい傾向にあります。湿度が高かったため赤かび病も心配ですが、今のところは見られず、ミラビスフロアブルによるDON(カビ毒)の低減効果も実感しています。倒伏もしておらず、このまま順調にいけば実入りの良い品質の高い小麦ができることを期待しています。また引き続き来年度以降もぜひミラビスフロアブルを使っていく予定です」。

小鹿ファームでは6次化にも力を入れ、事務所の1階をみそと高菜漬けの加工施設とし、地域の女性たちバンビ乙女会の皆さんが製造に取り組んでいます。みそは年間2トン、高菜は1トンを製造し、直売所などで販売するほか、ふるさと納税や学校給食にも使われています。

人の輪、地域みんなの和をスローガンに、小鹿ファームを農事組合法人としてこれからも維持発展していきたいです。水稲や麦、だいず、キャベツの作付拡大に加え、今後は玉ねぎの栽培なども手がけて、さらなる収益の向上を目指します。また新規就農者の雇用なども念頭におき、新しい人材確保にも取り組んでいきます」。

 馬場さんは今後について、そう話してくれました。これからも人づくりと地域づくりを大切にしながら、小鹿地域の農業を発展させていくことでしょう。

小鹿ファームで製造するもち麦、高菜漬け、白雪みそ
【小鹿ファームで製造するもち麦、高菜漬け、白雪みそ】

小鹿ファーム 乙女バンビ会
【バンビ乙女会の皆さんが製造を担当している】

 

小鹿ファーム様赤かび病防除スケジュール

 

農事組合法人小鹿ファーム代表理事 馬場豊輝さん

 

 

 

 

 

農事組合法人小鹿ファーム代表理事 馬場豊輝さん。

2024年は水稲12.3ha(ヒノヒカリ3.1ha、ヒヨクモチ9.2ha)、だいず6.7ha、麦19.1ha(サチホゴールデン8.5ha、チクゴイズミ10.6ha)、キャベツ4.1ha、高菜0.1haを作付

掲載内容は取材当時のものです。

※記事に登場する人物の、製品に関するコメントは個人の感想です。

 

関連製品

ミラビスフロアブル

 

 

 

 

play_circle
馬場様インタビュー動画