以前は防除しきれなかったトマトハモグリバエを長期間抑えてくれたね。|アクタラ粒剤5
きゅうり栽培を手がける群馬県の高瀬さんは数年前からトマトハモグリバエの発生に悩んでいました。アクタラ粒剤5を使い始めてからその効果を実感。今後は生育期のトマトハモグリバエを抑えのが課題です。
きゅうりの樹勢が落ちる!?数年前からトマトハモグリバエが増加。
いいきゅうりづくりの条件は、土づくり・摘芯・水管理といった作業を怠らないこと、と語るのは群馬県の高瀬 泉さん。「肥料は有機質が望ましいしね。健康な土が丈夫なきゅうりをつくるから、最後まできゅうりの樹がバテないで実をつけてくれる土壌づくりが大事」と言います。
高瀬さんのきゅうり栽培スケジュールは、春きゅうりの定植が1月、収穫は2月末から6月まで。抑制きゅうりの定植が8月中旬、収穫は9月下旬から11月まで続きます。特に4月末は、春きゅうりの摘芯と収穫に加えて、田植えも重なるので、忙しさもピークを迎えるとか。
数年前からトマトハモグリバエの発生が増えてきた、という高瀬さん。当時使っていた薬剤では、絵かきの被害が防げず、樹勢を落としてしまうことが何度かあったと言います。トマトハモグリバエが確実に防除できる薬剤を探していた高瀬さんが、アクタラ粒剤5(以下、アクタラ)を知ったのは3年前のことでした。
トマトハモグリバエとともに、ワタアブラムシの発生も抑制。
「見事にトマトハモグリバエが抑えられたよ」と喜びを隠せない高瀬さんは、3年前から毎年、抑制きゅうり定植時の8月中旬に、株あたり1gのアクタラを植穴処理していらっしゃいます。
「定植してから1ヵ月ぐらいは、トマトハモグリバエが全然出なかったね。それまで使ってた薬剤から替えてよかったよ、ホント。それでも、去年の抑制きゅうりの生育期は、トマトハモグリバエが多くてね。定植から1ヵ月過ぎてアクタラの効果がきれると、トマトハモグリバエがあちこちに出てきた。この生育期のトマトハモグリバエを抑えるのが今のところの課題なんだ。アファーム乳剤ってトマトハモグリバエに登録あるんでしょ。今後、是非試してみたいね」。
今年は、トマトハモグリバエとともに、5月頃からワタアブラムシの発生が多かった、という高瀬さん。「アブラムシはウイルス病を持ってくるからやっかい。でもね、抑制きゅうりの定植から1ヵ月はアクタラが守ってくれたから、助かったね」。
今年の春きゅうり定植時には、まだ気温が低いながらもトマトハモグリバエが多かったので、来年からは、春きゅうり・抑制きゅうりともに、アクタラを使ってみたい、と高瀬さんに抱負を語っていただきました。
群馬県邑楽郡板倉町 高瀬 泉さん
お父様の代から続く、専業農家。きゅうり(ハイグリーン21)10a、水稲1.9haを作付するベテラン。
※掲載内容は取材当日のものです