コストパフォーマンスはトップクラス。雨に強いから、田植え時期の合間の散布でも安心です。-ミラビスフロアブル-

体験レポート
小笠原様TOP画像

専業農家3代目で就農14年目の若き担い手、小笠原勇蔵さん。ご両親やスタッフの方とともに水稲、小麦、だいずなどを作付するほかお米の直販も手掛け、パッケージを自らデザインするなどクリエイターとしての一面もお持ちです。小笠原さんの小麦栽培の課題はゆめあかりの「赤かび病」。その対策としてミラビスフロアブル(以下、ミラビス)を導入した理由を伺いました。

ゆめあかりの赤かび病防除で、耐雨性のある薬剤を模索


小笠原さんの小麦栽培の課題の一つは、「ゆめあかり」の赤かび病対策。「きぬあかり」よりも赤かび病耐性に比較的劣る硬質小麦の「ゆめあかり」栽培では、赤かび病防除に有効で、雨に強い薬剤を模索されていたのだそうです。
「赤かび病防除に効果が高い新剤が出た」とJA西三河の営農担当者から話を聞いた小笠原さんは、早速2021年、シーズン合計2回されていた防除のうち2回目の防除として、5月上旬にミラビスをゆめあかり10haに対して散布。2023年には、ゆめあかり7haに加えてきぬあかり3haにもミラビスをドローンで散布していらっしゃいます。

【ミラビスのドローン散布の様子】

忙しい田植えの合間でも、安心して散布できる


小笠原さんの以前の防除体系は、開花期の4月中~下旬に1回目の殺菌剤、その約2週間後に2回目の殺菌剤散布が基本。5月に雨が多い時には仕上げ防除として3回目の殺菌剤も追加で散布されていました。
「5月に雨が多い時には、JAや普及センターの方々と私たち生産者が連携を取りながら、3回目の防除を徹底するようにしています」と話す小笠原さん。ミラビス導入のもう一つの大きな動機は、雨に強い薬剤であるということでした。雨が多い年は、他剤とのローテーションの中で3回目の防除にミラビスを使用するケースも多いのだとか。
「5月って田植え作業で忙しいから、その合間を縫って麦の防除をするのでタイミングが限られますよね? ミラビスは雨に強いから、その点すごく心強いんです」。

16倍ドローン散布で十分な効果。コストパフォーマンスはトップクラス


2022年の5月はとりわけ雨の日が多く、3回目の殺菌剤散布としてミラビスが活躍。小笠原さんはミラビスを16倍でドローン散布されており、その防除効果を高く評価していらっしゃいます。
「ミラビスはドローン散布での吐出もスムーズだし、問題なく散布できます。16倍散布でも赤かび病はきれいに抑えられたし、高品質な麦が収穫できました。穂も茎もきれいでしたね。16倍でも十分な効果があるので、コストパフォーマンスは他剤と比べてもトップクラスです」。
また、ミラビスは赤さび病への防除効果も高いので、安心感があるのだそう。今後も、ゆめあかりの防除でミラビスを使い続けていきたい、と信頼を寄せていらっしゃいます。
「作物をつくるだけじゃなくて、色々な方法で農業というものを消費者に知ってもらいたい」と話す小笠原さん。地元企業などからの依頼で、自らデザインしたパッケージのお米を販売するなど、小笠原さんの農業にかける熱い想いが垣間見えました。

【小笠原様が手掛けた直販用のお米のパッケージデザイン】
小笠原様文末画像

 

 

 

 

 

 

専業農家3代目、就農14年目の小笠原勇蔵さん。ご両親やスタッフの方々と5名体制で営農。
水稲30ha、小麦(ゆめあかり、きぬあかり)30ha、だいず30haのほか飼料用米を作付。

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