北海道編 産地別大豆の雑草・病害虫「高品質・高収量な大豆づくりのまめ知識」
北海道における大豆の主要雑草・病害をご紹介します。
雑草
地域によって発生する雑草は異なりますが、主にヒエ類などのイネ科雑草と、ハコベ、タデ類、シロザなどの広葉雑草が大豆圃場で発生します。
【ヒエ類】
【ハコベ】
【オオイヌダテ】
【シロザ】
害虫
北海道などの寒冷地では、寒冷地系害虫のマメシンクイガと、ダイズわい化病を伝搬するジャガイモヒゲナガアブラムシが大豆の主要害虫です。
【ジャガイモヒゲナガアブラムシ】
【マメシンクイガ】
【タネバエ】
【ダイズシストセンチュウ】
病害
北海道においては大豆の病害としては、わい化病、菌核病、茎疫病、べと病、黒根腐病などが発生しますが、中でもわい化病が一番深刻な被害をもたらします。発芽直後から生育初期にかけてジャガイモヒゲナガアブラムシ有翅虫の飛来が多いとわい化病の一次感染を防止できない場合があります。茎疫病は転換圃場大豆で発生し、場所によっては問題になっています。
【わい化病】
【べと病】
【茎疫病】
写真提供:(一社)北海道植物防疫協会
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