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アーノルドは苗がしおれることもなく、根の張りもいい。

根っこが強いなって実感しています。

松本社長(左)と栽培管理担当の美谷 広島県江田島 松本社長(左)と栽培管理担当の美谷 勇さん 
広島市から程近い瀬戸内の島、江田島。全国有数のカキの産地でもある、この島で1.2haのハウストマトを栽培する有限会社グリーンファーム沖美では、年間220t以上のミディトマトを手がけていらっしゃいます。同社の松本秀二郎社長にお話を伺いました。

まず、トマトづくりのこだわりについて、教えてください。

松本社長

弊社では「アイミィ」というブランドでミディトマトを展開し、スーパーやデパートなどに出荷しています。
栽培床は土壌病害の影響を受けにくい吊り下げ式を採用し、天窓開閉、遮光、暖房、培養液施用、炭酸ガス供給などはすべてコンピュータ制御です。
やはり難しいのは灌水・施肥のコントロールで、天候やトマトの木の生育を見ながら調整しますが、ストレスのかけ方が少なすぎると品質が落ちるし、逆にかけすぎても後半の樹勢が落ちてしまうので、そのバランスがポイントですね。

吊り下げ式栽培床。通路に伸びているのは炭酸ガスの供給用ビニールパイプ吊り下げ式栽培床。通路に伸びているのは炭酸ガスの供給用ビニールパイプ

─昨年、自根栽培から接木栽培に切り替えたそうですが、その理由を教えてください。

松本社長

「アイミィ」のブランドイメージを守りつつ、収量の底上げを図るのと、苗の定植作業を省力するという目的で、去年から全面的に台木を導入しました。
今年からは、全体の7割ほどの台木でアーノルドを採用しましたが、アーノルドは後半になっても樹勢が落ちないと聞いているので、すごく期待しています。
例年、市場に出回る9月のトマトは、出荷量が少なく、品薄傾向になるので、その時期に出荷できるように、今年は7月末に定植をしました。
自根苗だとこの時期の定植は高温対策で苦労するのですが、アーノルドは苗がしおれることもなく、根の張りもいい。根っこが強いなって実感しています。

台木アーノルドですくすくと育つアイミィ台木アーノルドですくすくと育つ「アイミィ

トマトの病害虫防除については、どのように取り組んでいらっしゃいますか。

松本社長

IPMによる低農薬栽培が基本で、オンシツツヤコバチなどの天敵の放飼、害虫用粘着トラップや、納豆菌の散布などを組み合わせ、低農薬を実現しています。また、4年前にJGAPの認証を取得しました。
JGAPでは100項目以上の必須項目を順守している必要があり、例えば、農薬や肥料の在庫管理や、灌水の廃液処理管理など、細かな生産行程の管理が求められます。
広島県の農業従事者としては初めてのJGAP認証取得となったこともあり、大手スーパーとの取引における信頼関係構築や消費者へのPRに役立っています。

選果風景選果風景

今後はどのようなことに取り組まれる予定ですか。

松本社長

これからも中玉のトマトにこだわって新しい品種も試していきたいと思います。
それと、全体的な収量を10~15%増収させながら品質も維持していくこと。
「アイミィ」ブランドの価値をもっと高めていきたいですね。

 

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