日本の研究拠点

水田

研究所の紹介

茨城県牛久市で研究開発を実施

私たちシンジェンタジャパンでは、茨城県牛久市の中央研究所で日夜研究開発を行っています。
茨城の中央研究所は、わが国の学術研究の中心地であるつくば学園都市にほど近く、また牛久市にある(社)日本植物防疫協会や(財)日本植物調節剤研究協会の研究所に至近というロケーションにあります。

実験室

実験室写真1
実験室写真2
実験室写真3

新剤の試験など通じ、より高品質な製品開発をめざす

中央研究所では、スクリーニングと呼ばれる新剤の試験、登録・開発のための試験、混用効果・体系防除など普及用の試験などを実施。総面積7haの敷地で水稲・野菜・芝を試験対象としています。
新剤の試験は、まず英国とスイスにあるシンジェンタ社本部の研究施設で初期のスクリーニングが行われます。そして、本部の基準をクリアしたものだけが、世界各地にあるシンジェンタの研究施設へ。より実際の使用に近い条件でのスクリーニングが実施されます。この工程では、その国や地域ごとの有用性、対象作物・対象病害虫や雑草、作用特性、基本的な安全性、製剤処方などについての詳細を検討。最終的には登録用の委託試験へと進みます。
また、新剤の試験などを担う一方で、農業関係者や生産者団体の見学訪問も広く受け入れており、年間約25団体、約400名の方が来場(2006年現在)。研究所の説明、病害虫・雑草の防除方法、シンジェンタ製品について、農薬開発・登録の仕組み、といった情報提供のみならず、生産現場の生の声を聞くコミュニケーションの場としても活用しています。
私たちシンジェンタジャパンがめざすのは、「特定の病害虫や雑草を対象とした、低薬量で効果を発揮する残留量が少ない薬剤」の開発。今後も、環境への影響が少なく、安心して使える高品質な新農薬の研究に注力してまいります。

ビニールハウス
ビニールハウス

 

温室

温室

水田圃場

水田圃場

畑作圃場

畑作圃場