より多くの農地を回復する

劣化している農地1千万haの肥沃度を高めます。

なぜそれが重要なのでしょうか?

世界では、土壌浸食、砂漠化、都市部の拡大により、毎秒サッカー場1個分の農地が失われています※1
毎年、2千万トンの穀物を生産するだけの土地が失われているのです※1。不適切な農作業で、土壌が風や雨によって浸食され、毎年何百万haが不毛な土地になっています。
現在ある農地の40%程度は劣化が深刻で、欧州中に食料を供給できるほどの大きさの農地が劣化により食料を生産できなくなっています。
緊急な対策が必要です。
失われた土壌25 mmを元にもどすのに、自然の力では500年かかるのです※2

※1 国連砂漠化対処条約
※2 Pimentel D, Pimentel M; American Journal of Clinical Nutrition; Vol. 78, Issue 3, p. 660S–663S; September 2003

どのように取り組んでいくのでしょうか?

雑草管理のために耕起することは土壌喪失の主な原因であり、肥沃な土地が風や雨による浸食を受けやすくなります。
私たちは、不必要な耕起を避けるために、肥料、輪作、技術の適切な使用を通じて土壌の構造を改善して有機物を追加することにより、農家が土地の肥沃度と生産性を持続的に高める手助けをします。
私たちだけでは、1千万ha―アイスランドに相当する面積―を救うことはできません。
そのため国連砂漠化対処条約(UNCCD)などのパートナーと協力し、土壌管理の知識を共有しています。

どのように評価するのでしょうか?

このような保全活動に対する貢献は、第三者機関の調査によって評価します。
こうした調査では、最低耕転栽培や輪作、その他の持続可能な土壌管理活動を行っている農地の面積(ヘクタール)をモニターします。
第三者機関と共同で行う影響評価で、こうした方法が土壌の肥沃度を改善しているかを確認します。

私たちは、UNCCDのSoil Leadership Academyの創設を支援するための資金を提供しました。
この取り組みは、土壌保全および持続可能な土地管理を効果的に実施するための国際的な政策、意思決定、枠組みを強固なものとすることを目的としています。

農地の40%は劣化が深刻

農業に適した土壌の維持

Soil Leadership Academyは2014年初めに活動を開始しました。
その目的は、世界の土地回復を加速することによって、砂漠化および土地の劣化と闘うことです。
研究機関、大学、主要な政策決定者を結びつけるネットワークを構築し、世界の政策立案者と土地の使用者に、情報とトレーニングの機会を提供します。

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