「IWM」を実践する いろいろな方法を組み合わせて、上手な総合的雑草管理を実践しましょう。

IWMとは? IWM(Integrated Weed Management)=【総合的雑草管理】

あらゆる適切な防除手段を組み合わせて、雑草の発生・生育量を経済的許容水準以下(経済的被害や人間の健康上の問題が生じないレベル)に抑え維持する管理システム。

IWMでの様々な防除法

耕種的防除

  • 2回代かき
  • 2回代かき

    粗かき、本かきの2回に分けて代かき。雑草の発生密度が低減します。
    注: 田面の平坦性確保のために均ぺいな代かきを心がけましょう。

  • 深水管理
  • 深水管理

    ノビエが多い水田では、深水栽培が有効。 水深20cm以上の水田では、ノビエはほとんど生育しません。

  • 米ぬか散布
  • 米ぬか散布

    米ぬかを10aあたり100~200kg施用することで、水田雑草の発生を低減します。

  • 田畑輪換
  • 田畑輪換

    水稲作の間に麦や大豆といった畑作物を交互に、または数年ごとに作付けします。水田雑草の密度低減のみならず、畑作における雑草も低減することができます。

  • 秋期・冬期の耕起
  • 秋期・冬期の耕起

    収穫後の耕起により、残草した多年生雑草が繁殖体をつくるのを防ぎます。また、冬期の耕起はクログワイなどの多年生雑草の塊茎を死滅させるのに有効です。

  • 冬期湛水
  • 冬期湛水

    冬期の間、落水せずに水をためておくことで、雑草の密度低減が期待できます。

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物理的防除

  • 本田や畦畔の機械除草
  • 本田や畦畔の機械除草

    本田では手押しタイプ、乗用タイプなどの機械除草機で除草。畦畔雑草では、畦草刈機などで機械除草します。

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生物的防除

  • アイガモによる抑草
  • アイガモによる抑草

    水田にアイガモを放し、雑草を食べさせて除草。アイガモが動き回り、土の表面がかき回されることでも、抑草効果が期待できます。

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生物的防除

本田への除草剤散布
  • 本田への除草剤散布
  • 雑草密度の高い圃場や多年生雑草の割合が多い圃場などでは、初期剤→初・中期一発剤などの体系処理が有効です。また、SU抵抗性雑草には、SU抵抗性雑草に効果の高いアピロキリオMXなどの除草剤を使用します。

  • 除草剤を活かす水管理
    除草剤の効果を引き出すには、除草剤を散布した後は掛け流しをしない、水口・水尻、畦畔からの水の流出を防ぐなど、水管理への注意が必要です。
    ※止水期間7日を守りましょう!!
  • 畦畔への除草剤散布
  • 畦畔への除草剤散布

    機械除草ばかりを連用していると、一部の雑草が残りやすいのでプリグロックスL、タッチダウンiQなどの茎葉処理除草剤と組み合わせて除草すると効率的です。

  • 収穫後の除草
  • 収穫後の除草

    タッチダウンiQなど根まで枯らす茎葉処理除草剤を収穫後に秋期散布することで、オモダカ、クログワイなど塊茎をつくる問題雑草を抑草し、翌年の発生密度を低減することができます。

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IWMでの防除法組み合わせ例

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