果菜における難防除害虫コナジラミ類の特徴と防除ポイント 病害虫・雑草コラムなぜ、コナジラミは難防除害虫なのか?✓ 虫が小さく、被害が出るまで気づきにくい。✓ 農薬に抵抗性を示す系統が存在する。✓ 広食性で多くの植物に寄生できる。✓ 生育の速度が速く、増殖が速い。(*)✓ 単為生殖(雄がいなくても雌だけで増殖)が可能である。(*)✓ 飛翔できる...
フシダニ科(フシダニ、サビダニ類)の特徴と防除対策 病害虫・雑草コラムフシダニ類やサビダニ類は体が小さいため、発生に気づくのは被害が出てからが多く防除が遅れ例がよく見られます。フシダニ類やサビダニ類の防除は生態をよく調べ、予防的な防除を実施することがポイントです。詳しく解説します。
実践しよう野菜の「殺虫剤抵抗性管理」 病害虫・雑草コラム害虫の防除にあたって同系統の殺虫剤を運用し続けることによって、害虫が殺虫剤に対する抵抗性を持ち、殺虫剤の効果が低下することを「殺虫剤抵抗性」と呼びます。ここでは実際の殺虫剤抵抗性管理に関するポイントについて詳しくご紹介します。
野菜の「殺虫剤抵抗性管理」-殺虫剤抵抗性が発達するメカニズム 病害虫・雑草コラム同系統殺菌剤の連用による「耐性菌」と同じように、殺虫剤についても同様の現象が発生します。「よく効くから」といって同じ系統の殺虫剤ばかり連用していると、殺虫剤抵抗性が発達した害虫が増殖することにつながります。ここでは野菜の殺虫剤抵抗性管理についてご紹介します。
最高の環境で、手間ひまかけて育まれた温州みかんのトップブランド「日の丸みかん」。 産地訪問愛媛県西南部に位置し、九州の海への玄関口である宇和海に面した南斜面に園地が広がる、JAにしうわ「日の丸柑橘共同選果部会」(以下、日の丸共選)。その歴史は明治27年にさかのぼり、過去に日本農業賞受賞や昭和天皇への献上など輝かしい足跡を残されています。温州みかんのトップブランド「日の丸みかん」について、同JA日の丸共選の谷川孝広事務所長と営農指導の黒田元康...
コナガの発生生態と防除薬剤 病害虫・雑草コラムコナガははアブラナ科の植物を加害する世界的な大害虫です。相次いで抵抗性個体が確認され、野菜害虫の中で防除の困難な重要害虫と位置づけられています。コナガの生態と防除に効果的な薬剤をご紹介します。
殺虫剤の効果的な散布方法 -ミカンハダニと天敵に及ぼす殺虫剤の影響- 病害虫・雑草コラム害虫防除のために散布したのに、散布前よりも害虫が増えてしまう現象、リサージェンス現象について、被害が深刻となっているかんきつ園でのミカンハダニを例に防止策を解説します。
かんきつの害虫トレンドと防除対策 病害虫・雑草コラムかんきつのチャノキイロアザミウマは、「飛来最盛期が防除適期」と語るのは、静岡県農林技術研究所 果樹研究センター 果樹環境適応技術科の土田祐大さん。チャノキイロアザミウマはもちろん、ダニ類、チョウ目、天敵などについても詳しくお話を伺いました。
アザミウマ(スリップス)類の加害状況と防除対策 病害虫・雑草コラムアザミウマ類の農作物への加害範囲は広がってきており、今後ますます重要な害虫になっていくと思われます。アザミウマ類の加害の特徴と防除対策について解説していきます。