作業効率が向上する水稲の「高密度播種苗栽培」では、 状況や計画に応じて箱処理剤を選択。 病害虫・雑草コラム慣行の移植栽培と比べて使用育苗箱数を減らすことができ、育苗時の作業省力化やコスト削減につながる「高密度播種苗栽培」。すでに導入されている生産者様もいらっしゃることと思います。今回は「高密度播種苗栽培」における箱処理剤の上手な選び方について、宮城県古川農業試験場 作物環境部病害チーム 上席主任研究員の宮野法近さんにオンライン取材でお話を伺いました。...
箱処理作業が飛躍的に省力化。 今後はいもち病に弱い 品種に使ってみたい。 体験レポート伊勢湾にほど近い平場地帯で営農する㈲鍋八農産では、22棟の育苗ハウスを2回転させ年間3万5千箱の苗を育苗し、管内の数多くの生産者から水稲作業を受託されています。以前より作業の省力化が課題だった同社では、数年前から粒剤の箱処理剤に代えて大部分の苗に水稲育苗箱用殺虫剤ミネクトスター顆粒水和剤(以下、ミネクトスター)を採用。大きな作業省力化につ...
品種計画の自由度がアップ。 大規模経営には 大きなメリットです。 体験レポート10aあたり14〜16枚の苗で田植えを行うなど、作業の効率化を図る㈲横田農場。水稲育苗箱用殺虫殺菌剤「ミネクトブラスター顆粒水和剤(以下、ミネクトブラスター)」の散布試験における実感を2021年8月に伺いました。
稲の穂いもち-病害の特徴と防除方法- 病害虫・雑草コラム穂に症状が表われる穂いもちの発病は、商品価値の低下や収量減など直接的な被害に結びつきます。穂いもち防除の基本は予防です。薬剤を使った穂いもち防除の方法を詳しくご紹介します。
稲穂枯れ症とは?代表的な「ごま葉枯病の特徴と防除方法」について 病害虫・雑草コラム「稲穂枯れ症」は出穂後にも防除が必要になる穂の病害です。ここではもっとも多く見られる「ごま葉枯病菌」による穂枯れ症を中心に、発生の特徴と防除方法についてご紹介します。
いもち病の実態と効果的な防除対策 病害虫・雑草コラム「一度発生すると周囲2kmは危険にさらされる」というほど感染力が強く、発病すると生育不良や枯死を招くばかりか、新たな感染源にもなる「いもち病」。岩手県では明治初期から問題視されており、長年にわたり水稲生産者を悩ませてきました。あらためて知っておきたい、いもち病のトレンドと防除対策について、岩手県農業研究センターの岩舘康哉さん、佐々木陽菜さんに伺いました...