トビイロウンカ、コブノメイガの生態と防除対策 病害虫・雑草コラム東アジアを北方移動する間に日本にも飛来し、九州など西日本における水稲に被害を及ぼすコブノメイガ、トビイロウンカなどの飛来性害虫。どちらも加害が拡大すると大きな減収につながります。これら水稲の飛来性害虫について、鹿児島県農業開発総合センター 生産環境部の井上栄明部長にお話を伺いました。
ウンカの生態とその被害-セジロウンカ・トビイロウンカ・ヒメトビウンカ 病害虫・雑草コラムウンカの被害は主にセジロウンカ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカの3種類によって引き起こされます。それぞれ日本を含む東アジア一帯に広く生息しています。3種のウンカの詳しい特徴と防除方法を見ていきます。
ウンカの上手な防除方法-チェス剤を上手に使って抵抗性ウンカをしっかり防除 病害虫・雑草コラムPX powerは、チェス(成分名:ピメトロジン)を有効成分に含む殺虫テクノロジー。抵抗性ウンカに高い効果を発揮します。
稲の大敵「ウンカ」ってどんな害虫? 病害虫・雑草コラムウンカは稲の大敵として昔からアジア各国で大きな被害を与えてきました。日本においては江戸時代から大発生を繰り返してきましたが、効果の高い苗箱施用薬剤の普及によって以前のような激しい被害は出なくなりました。ところがこれらの苗箱施用薬剤に対して抵抗性がついたウンカが出現し、2005年以降はウンカ類の多発生が続いています。