花華やか
フラワープロテクター「花華やか顆粒水溶剤」は、花き類や観葉植物をさまざまな病害虫の被害から保護する総合防除剤です。
花き類には色々な病気や虫が発生するため、何種類もの農薬を選び、組み合わせて使用しなければなりません。
花華やか顆粒水溶剤は病害虫を総合的に防除できるので、栽培期間中、定期的に使用することで被害の予防に役立ちます。
フラワープロテクター「花華やか顆粒水溶剤」は花き専用の特別な資材のため、
一般の園芸店・農薬販売店では販売しておりません。
お取扱い店に関してのお問合せは成田シードセンター(0479-75-3111)までお願い致します。
作用機構分類番号(RAC番号)
殺虫剤分類 | 4A、6 |
殺菌剤分類 | 3 |
特長
適用表
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | エマメクチン安息香酸塩を含む農薬の総使用回数 | チアメトキサムを含む農薬の総使用回数 | ジフェノコナゾールを含む農薬の総使用回数 |
花き類・観葉植物(ばら、きくを除く) | アブラムシ類 ハダニ類、アザミウマ類、 うどんこ病 | 500倍 | 100-300L/10a | 発生初期 | 5回以内 | 散布 | 5回以内 | 6回以内 | 6回以内 |
きく | アブラムシ類,ハダニ類,アザミウマ類,うどんこ病,白さび病 | ||||||||
ばら | アブラムシ類,ハダニ類,チュウレンジハバチ,アザミウマ類,うどんこ病,黒星病 | ||||||||
ポインセチア | コナジラミ類 | ||||||||
やぶつばき | ツバキワタカイガラムシ,ツノロウムシ,チャドクガ | 200-700L/10a | 6回以内 | 5回以内 |
2019.4.17現在
使用上の注意
効果・薬害等の注意
- 散布液の調製に当たっては、十分に撹拌し、溶けきったことを確認してから使用してください。
- 使用量に合わせ薬液を調製し、調製した日に使い切ってください。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態、散布器具及び散布方法に合わせて調節してください。
- ポインセチアに使用する場合は、新葉にかかると葉縁部に壊死症状が生じる場合があるので、事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
- 花弁にかからないように注意してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- ミツバチ、マルハナバチ等に対して影響があるので、以下のことに注意してください。
1. ミツバチ、マルハナバチ等の巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
2. 受粉促進を目的としてミツバチ、マルハナバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用を避けてください。
3. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。 - 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに始めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用上の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 誤飲、誤食などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
- 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
- 作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
使い方
- 花華やか顆粒水溶剤1袋(500g)あたり 250ℓの水を散布用タンクに準備します。
- 花華やか顆粒水溶剤を、直接タンクに投入 します(500倍希釈)。
- 撹拌して完全に水に溶かし、散布します。