「だから超便利!」アミスター3つの特長ー農家の常備薬
高品質な作物づくりに欠かせない殺菌剤のひとつとして全国の生産者さまをサポートするアミスター。有効成分アゾキシストロビンは<同時防除><予防・治療><浸透移行>に優れているから「超便利!」。アミスターの優れた特長をここで詳しく紹介します。
1.幅広い病害を同時防除
アミスター20フロアブルの有効成分アゾキシストロビンは、呼吸阻害という特性上、菌種を問わず活性を示します。したがって、多くの糸状菌類(卵菌類、子のう菌類、担子菌類、不完全菌類)に対し、優れた効果を発揮し、多様な作物の幅広い病害を同時防除できます。アミスター1剤で多くの病気が防除できて、コストダウンにもつながります。
| アゾキシストロビンの殺菌活性の範囲
分類 | 主な病原菌の属名 | 主な寄生植物および病名 |
---|---|---|
卵菌門 | Pseudoperonospora等 Phytophthora Albugo |
きゅうり・メロン・たまねぎ・はくさいのべと病 ばれいしょの疫病 だいこん・かぶ・はくさいの白さび病 |
子のう菌門 | Phyllactinia等 Sclerotinia Didymella |
きゅうり・メロン・なす・いちご・小麦のうどんこ病 きゅうり・キャベツ・レタスの菌核病 メロン・すいかのつる枯病 |
担子菌門 | Puccinia等 | ねぎ・にんにくのさび病 |
不完全菌類 | Colletotrichum Corynespora Botrytis Cercospora Passalora Mycovellosiella Cladosporium Rhizoctonia |
きゅうり・すいかの炭疽病 きゅうりの褐斑病 トマト・いちご・さやいんげんの灰色かび病 だいずの紫斑病、てんさいの褐斑病 トマトの葉かび病 なすのすすかび病 てんさいの根腐病 みょうがの紋枯病、レタスのすそ枯病、てんさいの根腐病 |
※上記殺菌活性の範囲は、室内での試験において活性確認を行ったものであり、実際の使用にあたっては登録ラベルの記載にしたがって使用してください。
【レタス菌核病(子のう菌門)】
【レタスべと病(卵菌門)】
【レタス灰色かび病(不完全菌類)】
【レタスすそ枯病(不完全菌類)】
2.予防も治療も!病原菌のライフサイクルすべてに作用
アミスター剤の有効成分アゾキシストロビンは、病原菌の呼吸阻害(エネルギー合成阻害)によって殺菌活性を現すため、病原菌の全感染ステージで活性を示します。つまり、病原菌のライフサイクルにおけるすべての生長段階に作用するため、病原菌の胞子発芽、菌糸侵入、侵入後の菌糸伸長、胞子形成などすべての感染・発病過程を阻害し、安定した効果を発揮します。
【病原菌のライフサイクルとアゾキシストロビンの作用】
アゾキシストロビンは、特に、エネルギーが必要な時期に強い活性を最も示し、初期の感染、胞子発芽、遊走子の運動を強く阻害します。
3.優れた浸透移行性
有効成分アゾキシストロビンは、優れた浸達性と浸透移行性により、高い防除効果を発揮します。アミスターの有効成分は葉面から安定して吸収され葉裏にまで達します。その後、葉先へ移行するとともに導管を経て上位葉まで求頂的に移行、植物に均一に分散することで、持続的に植物を病原菌の侵入から守ります。
【アゾキシストロビンの浸透移行性試験】
アゾキシストロビンは付着した所から、先端・上方に向かって移動。
アミスター20フロアブルは、一般的には葉表面に付着した有効成分のうち、処理後24時間には10~25%程度が吸収されそのうちの半分は散布液が乾ききるまでに吸収され、吸収された有効成分量の約85%は、10日後でも活性を維持しています。
この3つの特長の他にも、無人航空機散布(高濃度・少水量)でも卓効、耐雨性に優れる、幅広い作物登録、短い収穫前日数といった点もアミスター剤の特長です。