ホーム > メールマガジンの登録 > バックナンバー一覧 > メールマガジンバックナンバー
メールマガジン登録
バックナンバー一覧
会員情報変更
解除

メールマガジンバックナンバー


ご興味のある方は「メールマガジン登録」からご登録ください。

メールマガジン第113号

◆◇◆シンジェンタ・ホットニュース vol.113◆◇◆=============2011/1/31

目覚ましい経済成長を遂げている中国。先日、2010年の国内総生産(GDP)が、 日本を抜いて2位になるとの発表がありました。そんな中国で日本の農作物が 人気を博しています。日本産の農産物が安心・安全・高品質だと中国の富裕層 に認知されているからなのでしょう。
本当に良いものを求める消費者マインドに国境はありません。
日本政府も農作物の輸出拡大に向けて動き出しています。
今後、この分野のビジネスチャンスがますます広がるといいですね。

━目 次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】農業技術の匠 第6話
作物に愛情を注ぐ。それこそが最良の技術。
千葉県柏市 江口金男さん
【2】害虫と病気の話:赤星病は、薬剤散布と地域の協力で防除
【3】シンジェンタ「フラワートライアル2011春」を開催します!
【4】What's New(新着情報)
【5】キャンペーン情報

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.農業技術の匠 第6話
作物に愛情を注ぐ。それこそが最良の技術。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回は千葉県柏市の江口金男さんをご紹介します。
地元のJA東葛ふたば青果連の会長を務めるとともに、地域の特産品である 「坊主不知(ぼうずしらず)ねぎ」の品質維持に心血を注ぐ江口さん。
町の名物を守り続けるための努力、そして農業へのこだわりとは・・

――坊主不知ねぎとは、どのようなねぎなのでしょうか?

> 一般的ないわゆる「一本ねぎ」は5〜6月に“ねぎ坊主”といわれる花が咲いて しまうため、この時期は出荷できなくなるんです。これを回避しようとして定植 時期をずらしても、3割は花が咲いてしまい廃棄せざるを得ない。そんな一本ねぎ の端境期といわれる5〜6月にも出荷できるのが「坊主不知ねぎ」なんです。
その名の通りねぎ坊主が付きにくい特性を持っており、私自身も現在「足長美人」 「手賀黒」など4品種の坊主不知ねぎを栽培しています。

――農業技術の匠に選出された「優良系統の維持」は、具体的にどのように 行われているのですか?

> 坊主不知ねぎは一本の優良な苗から分けつにより増殖されるのですが、以前は 圃場のなかの8割を収穫用、2割を育苗用というふうに定位置で区切って栽培する 方法が一般的でした。しかし、作業効率を優先したこの栽培方法では、育苗用の スペースに必ずしも優良な苗が育つとは限りません。そこで私は、20年ほど前か ら圃場全体から優良な苗を選抜することにしたんです。5月の仮定植時と9月の 定植時の年2回、圃場をくまなくチェックする手間のかかる作業ですが、おかげで 品質に関しては市場からも高い評価をいただいています。

――優良な苗をより多く育てるために、心がけていることはありますか?

> 追肥と土寄せの量、そしてタイミングなどを独自に研究してきましたが、忘れ てはならないのが病害への対策です。坊主不知ねぎは病害に対してとくに弱く、 べと病やさび病が出やすいんです。まずはこれらに感染しないよう、マメに圃場 を見て予防に務めること。そして、万一出てしまったときは速やかに殺菌するこ とです。どうしても出てしまいそうな場合は「アミスター」のお世話になっています。

――品質の維持と収量の確保は、どのように両立されているのですか?

> 適期定植と適期出荷、これに尽きると思います。たとえば10aの圃場の場合、 一度に作付してしまうと管理が疎かになり品質が落ち、廃棄率が高まるため収量 も不安定になる。その圃場を出荷時期をずらして5aずつ作付すれば、管理が行き 届きやすくなるため品質も収量も安定するんです。品質の面でも収量の面でも、 やはり圃場の管理が大切です。

――最後に、今後の夢、そして全国の生産者へのアドバイスをお願いします。

> 私がこれまで坊主不知ねぎを守るために研究してきたノウハウを、今後は地域 全体に普及させていきたいと考えています。また、ねぎづくりで大切なのは先ほ ども申しましたように追肥と土寄せです。追肥は通常年末に行うのですが、肥切 れを起こさないよう私は2月に行っています。土寄せに関しても、根痛みやねぎの 曲がりを防ぐため、追肥から収穫までの間に最低3回は行うようにしています。
このように手間とヒマを惜しまず、圃場と作物に愛情を注ぐこと。これこそが最 良の技術なのではないでしょうか。

次回も腕利きの“匠”をご紹介します。お楽しみに!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.害虫と病気の話
赤星病は、薬剤散布と地域の協力で防除
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――ビャクシン類と異種寄生を行う赤星病

赤星病はナシやリンゴに発生する病害です。ナシでは品種に関係なく発生します が、ナシとリンゴとでは病原菌が異なるため、互いに伝染することはありません。
赤星病菌は庭や公園などに植栽されるビャクシン類(カイズカイブキ、ハイビャク シン、ビャクシン(イブキ)、タチビャクシン、タマイブキ)が中間宿主となり、 異種寄生を行うという特異な性質を持っています。そのため、ナシ園の周囲に ビャクシン類が植えられているか否かで発生の有無が決まります。すなわち、 ビャクシン類が、ナシ園の近くになければ発生しません。ナシの産地では、 ビャクシン類による赤星病の発生やまん延を防ぐために、赤星病防止条例を制定 している自治体もあるほどです。条例にはナシ園の周囲1〜1.5kmの範囲には ビャクシン類を植えないことや、すでに植えてあるビャクシン類は伐採するなどが 盛り込まれており、赤星病の発生防止に効果を上げた事例もあります。

――4月中・下旬に雨の多い年は要注意

ナシの赤星病は、4月中旬から下旬にかけての雨が多く、特に風を伴う雨が降るよ うな年に発生が多くみられます。それは、ビャクシン類の葉や枝で越冬し、成熟 した赤星病菌の冬胞子が、降雨によって寒天状に膨らみ、発芽し、小生子を飛散 させるためです。この小生子がナシの葉や枝に飛び、展葉したばかりの葉に明るい 黄色の小斑点を発生させます。これが赤星病の初期症状です。葉の発生密度が 高いと、枝や果実にも発生しますが、症状は葉と変わりありません。
病斑は少しずつ増えるのではなく、4月中旬から5月上旬に一斉に発生し、次第に 拡大し、色が濃くなり、黒褐色の小さな点が作られます。5月中旬から6月上旬に なると病斑の裏側に、淡黄灰色のタワシの毛のような毛状突起を生じ(銹子腔 [さぶしこう])、その中から橙黄色をしたサビ胞子が飛散し、ビャクシン類の 若い葉に感染し越夏・越冬し、翌年の発生源となるのです。

――周辺環境を含めた早めの防除対策がポイント

赤星病は中間宿主となるビャクシン類がなければ繁殖しないため、果樹園の近く にあるビャクシン類を除去することが重要な防除策となります。
発生の診断は4月から5月に園内を巡回し、1枚の葉に1〜2個の病斑がちらほら見え る程度で有れば心配はありませんが、葉全体の2〜3割を超すような赤星病が 広がっているようなら、周辺にあるビャクシン類の対応策を急がなければなりま せん。
また、赤星病が常時発生している地域では、果樹園の周囲1km以内の住宅や工場、 公共施設などと話し合い、ビャクシン類を伐採し、発生源をなくすことが重要です。 薬剤の散布は、早めの対応がポイント。果樹園に発生する前の4月上旬から中旬に、 20〜30倍に希釈した多硫化カルシウム剤、またはメプロニル剤をビャクシン類に 2〜3回散布することで、小生子の飛散を事前に防止できます。
また小生子が飛散する4月中旬から5月上旬に、ナシにスコア顆粒水和剤やアンビル フロアブルなどを組み合わせ、2回から3回散布すると効果的です。
最近は赤星病に効果の高いEBI剤が出ており、各地で発生生態を考慮した防除体系 も確立されています。さらに、住宅地でのビャクシン類の植栽に留意していること もあり、以前のように大きな被害は見られなくなりましたが、赤星病がナシや リンゴの重要な病害であることには変わりはありません。
適時に、徹底的な防除を心がけましょう。

赤星病について写真入りで詳しく見る方はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cp/support/gaichu/gaichu68_akaboshi.html

スコア(R)顆粒水和剤の最新適用情報はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/seihin/search/tekiyo.cgi?p=sakin.s_sk_score_wg

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3.シンジェンタ「フラワートライアル2011春」を開催します!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

L & G事業本部・フラワービジネス部は、2月17日〜19日の3日間、実野里フェイバ リットガーデン(南埼玉郡)にて、「フラワートライアル2011春」を開催いたします。 パンジー、ビオラを中心に、ホームセンター、ガーデンセンター様への販売提案を 含めて、ご紹介させていただく予定です。
生産農家の皆さまへは、シンジェンタ品種のパフォーマンスを実感いただき、 今後の作付計画にお役立ていただければ幸いです。

「フラワートライアル2011春」
於:実野里フェイバリットガーデン(南埼玉郡菖蒲町柴山枝郷409)
◆2月17日(木)13:00〜17:00
※SFP(シンジェンタフラワーパートナーズ)招待客限定
◆2月18日(金)9:00〜17:00
※SFP(シンジェンタフラワーパートナーズ)招待客限定
◆2月19日(土)9:00〜16:00
※SFP(シンジェンタフラワーパートナーズ)招待客限定

今件に関する問い合わせは、以下までお願いいたします。
シンジェンタジャパン株式会社 フラワービジネス部 TEL:0479-75-3115

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4.What's New(新着情報)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼小麦・大麦用 土壌処理除草剤「ボクサー(R)」の製品紹介ページを掲載しました。
http://www.syngenta.co.jp/cp/seihin/boxer/index.html

▼「アミスター(R)あらたな10年に挑戦キャンペーン」実感レポートを 更新しました。
(たまねぎ:兵庫県南あわじ市の市川雄三さん)
http://www.syngenta.co.jp/cp/arigatou10/report/report49.html

▼みちくさ59号「えだまめ、かんきつ、レタス、キャベツ、ばれいしょ」の特集です。
http://www.syngenta.co.jp/cp/support/michikusa/michi_top.html

▼害虫と病気の話 第67話「耕種防除と適正な農薬で黒星病を防ぐ」を追加しました。
http://www.syngenta.co.jp/cp/support/gaichu/gaichu67_kurohoshi.html

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5.キャンペーン情報
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★★ご好評いただいておりました、アミスタープレゼントキャンペーンは、 2010年12月をもちまして終了させていただきました。ありがとうございました。

12月の当選者発表はこちらから
http://www.syngenta.co.jp/cp/arigatou10/index.html
今後も実感レポートは毎月発表させていただきますので、 ご愛読の程、宜しくお願いいたします

(R) はシンジェンタ社の登録商標です。
◆・*:。.:*・◇゜◆・*:。.:*・◇゜゜◆・*:。.:*・◇゜◆・*:。.:*・◇゜゜
編集後記

2011年初めのシンジェンタ・ホットニュースの配信です。
本年も皆様に役立つ情報をお届けして参りますので宜しくお願いいたします。

今冬は全国的に大雪と言われており、日常生活に少なからず影響が出ていると 思います。経済活動を営む上でマイナスイメージを持たれがちな雪を上手く活用 しようという動きも一方で見られます。農作物貯蔵に雪を活用したり、雪を冷房 システムに活用し、二酸化炭素(CO2)排出量を減らしたり。
これから春に向かってお忙しくなると思いますが、色々なアイデアを活用して、 実りある一年になることを願っております。

                     ビジネスサポート部  橋本 典道
◆・*:。.:*・◇゜◆・*:。.:*・◇゜゜◆・*:。.:*・◇゜◆・*:。.:*・◇゜゜

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ●個人情報のお取扱について(個人情報保護方針)
  http://www.syngenta.co.jp/privacy_policy/
 ●メールアドレスなどの登録情報変更は、下記ページの
  【会員情報変更】ボタンをクリックして変更をお願いします。
  http://www.syngenta.co.jp/mail_news/#login
 ●メールマガジンの配信停止をご希望の方は下記ページより
  お手続きください。
  https://www.syngenta.co.jp/mail_news/kaijo.html
 ●シンジェンタ ホットニュースに対する皆様の声をお聞かせください。
  http://www.syngenta.co.jp/inquiry/
 ※なお、当メールの送信アドレスは送信専用となっておりますので、
  お問い合わせ等の返信メールをいただいた場合、内容確認および
  対応は致しかねますのであらかじめご了承ください。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

─-┼-──────────────────────────────-┼-─
発行・編集:
シンジェンタジャパン株式会社 ビジネスサポート部
東京都中央区晴海1丁目8番10号 オフィスタワーX 21階
シンジェンタジャパン ホームページ
http://www.syngenta.co.jp/
─-┼-──────────────────────────────-┼-─

>> バックナンバー一覧(カテゴリー別)へ
>> バックナンバー一覧(号別)へ
メールマガジン登録
バックナンバー一覧
会員情報変更
解除