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メールマガジン第111号

◆◇◆シンジェンタ・ホットニュース vol.111◆◇◆=============2010/11/30

去る10月28日にシンジェンタが開催した「フードセキュリティセミナー」に同席 しました。このセミナーは、「食料安全保障」を確保するために企業にはどのよ うな役割が求められるかを様々な分野の専門家がそれぞれの視点で発表し、 議論する場として企画されたものです。

国内外の予想できない要因によって食料の供給に影響を受けた場合に、国民が 最低限度必要とする食料を確保するための食料安全保障。日本は食料自給率の 低下や後継者不足等の問題を抱えており、食料安全保障の重要性は高まってい ることを痛感しました。

シンジェンタジャパン フードセキュリティセミナーの詳細はこちら
http://www.syngenta.co.jp/about/news_event/fs_101028.html

━目 次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】農業技術の匠 第4話
挫折を乗り越え、機械の自作に活路を見いだす
熊本市沖新町高砂地区 川上清さん
【2】雑草の話:秋冬期からの除草剤散布で春先の作業を効率化!
【3】パンジー・ビオラの季節になりました!
【4】農薬ラベルの更新情報
【5】What's New(新着情報)
【6】キャンペーン情報
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1.農業技術の匠 第4話
挫折を乗り越え、機械の自作に活路を見いだす
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今回は熊本市沖新町高砂地区の川上清さんをご紹介します。この地域特有の早 生レンコンの栽培に携わって30年になる川上さんは、“無いものは自分でつくる” という旺盛なバイタリティの持ち主。現在、レンコン栽培に必要な農業機械はほ とんどが自作されたものといいます。果たして、川上さんが機械の自作に取り組 むようになった理由とは…

―― 川上さんがレンコン栽培を始められたきっかけを教えていただけますか?

> この地域は5〜7月に穫れる「早生レンコン」が盛んな土地で、現在も高砂地区 だけで32軒のレンコン農家があります。母方の家が代々レンコン農家だったこと もあり、私の実家にも1.5haほどのレンコンの圃場がありました。しかし父は農 業と関わりのないセールスマンをしており、他の農家さんへお貸ししている状態 だったんです。せっかくある圃場を他人にまかせておくのは忍びなく思い、短大 の卒業と同時に就農しました。高砂地区はレンコンの町だという自負があるので、 迷いはありませんでしたね。

――初めての農業には、ご苦労も多かったのではないですか?

> 当時はレンコン用の農業機械がない時代でしたから、小柄な私には手作業によ るレンコン掘りがそれは重労働でした。ところが就農して2〜3年後に、ようやく レンコンの自動掘り取り機が普及し始めたんです。しかし、この農業機械が私を さらに悩ませることになりました。就農して間もない私にとって、農業機械はあ まりにも高価だったんです。支払いには本当に大変な思いをしました。「農業で 生計を立てるのは無理なんじゃないか」というところまで追い込まれましたね。

――そのような挫折を経験されたなか、なぜ農業を続けようと思われたのでしょうか。

> ちょうどそのころ、私の叔父がハウスによるレンコンの通年栽培技術を確立し たんです。一般のレンコンが出荷されない春季にも出荷できることから、これが 見事に成功しました。それを間近で見ていた私は「自分にもやればできる!」と いう自信が湧いてきたんです。しかし、私にはまだ農業に対する深い知識はあり ませんでした。現状を打開するには、自分なりのやり方を見つけなければなりま せん。そこでたどり着いた答えが“コストと労力の効率化”です。資金面を考え ても農業機械を増やすことは不可能。かといって、手作業では身体が持たない。
「だったら自分で農業機械をつくろう!」そう思い立ったんです。

――しかし、専門知識を持たない方が機械を自作するのは難しいように思うのですが。

> 昔から機械をいじることは好きだったんですよ。トランジスタラジオをバラバ ラに分解しては組み立てているような子供でしたから(笑)大人になってからも 、オートバイを通じてメカには常に触れていましたしね。とはいえ、最初は手探 りでした。廃材屋から部品を買ってきたり、自動車の部品を応用したり、とにか くお金をかけないよう試行錯誤の連続でした。独学でしたので、情報収集にも必 死でしたね。750ccのバイクと小さな荷物で全国のレンコン産地を訪ねたり、機械 の製造現場へ押し掛けて旋盤や溶接の技術を教わったり・・・その甲斐があり、 現在では既製品より作業性の高い機械をつくることができるようになったと自負 しています。たとえば、2本のノズルと自動水平制御装置を取り付けた自作の掘り 取り機は収穫能力が既製品の2倍あり、労力も半分程度に抑えられています。

――独自の農業技術を確立したいま、今後の夢や目標をお聞かせください。

> 圃場の大きさが決まっている以上「収入」には限界があります。そこから少し でも「収益」を上げようとするならば、必要経費をいかに抑えるかが重要です。
それは農業機械にかぎった話ではありません。私は1棟300万円もするビニールハ ウスを少しでも長持ちさせるために、ヒマを見つけては鉄の骨組みに防錆塗料を 塗っています。代わりに自分の“骨が折れる”作業ですが、こういう積み重ねが 大切と考えています。また、今後は地域農業の活性化や、農作業のさらなる効率 化と環境改善に貢献していきたいですね。現在、JAの集荷場で使われている作業 台車は私が設計したのですが、作業台車とベルトコンベアを同じ高さにすること で、屈んでベルトコンベアに乗せる労力が軽減され、雇用拡大につながっている と聞きます。さらにその先の夢は、やはり次世代の育成です。これからの地域農 業を担う若者に、私の経験と知識を伝えていけたら幸せですね。

次回も腕利きの“匠”をご紹介します。お楽しみに!

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2.雑草の話:秋冬期からの除草剤散布で春先の作業を効率化!
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――春先の作業が軽減できる休眠期の除草剤使用

農家にとって春は様々な作業が重なる季節です。たとえば、果樹園を経営されて いる方なら、重要な管理作業である摘蕾、摘花、摘果といった作業が春に集中し ます。これらは収穫時の品質に大きな影響を及ぼすためにどれも手を抜くことが できません。しかしながら、この時期には果樹園の草生管理なども行わなければ ならず、作業が繁雑になりがちです。
その負担を減らし、効率良い作業をするために、比較的時間に余裕のある秋冬の 間に、ほ場の雑草対策をしておいてはいかがでしょうか。弊社の除草剤、タッチ ダウンiQでの実証結果を例にとると、果樹園で4〜10月に使用した場合、除草効果 は従来のグリホサート剤より早く、散布後3〜7日頃から雑草が枯れ始め、抑草実 日数は50〜60日程度でした。これを休眠期の11月〜1月下旬に使用した場合に は、散布後の殺草効果の出現時期が大幅に遅くなるという結果が出ています。散 布後の気温にも左右されますが、果樹園での実証では約30〜60日から枯れ始め が現れました。また、抑草実日数も、雪の少ない地域で1月中旬〜下旬に散布し た場合、5月中旬〜下旬、6月初旬頃まで持続しました。

――作業の効率化が品質向上につながる

これが可能となるのは、タッチダウンiQがグリホサートカリウム塩に2種類の独自 の界面活性剤を製剤としているためです。グリホサートカリウム塩はグリホサー ト酸のみ、もしくは従来の塩基より水溶性が高く、有効成分の雑草体内への浸透 移行を促進する特徴を持っています。さらに2種類の界面活性剤を加えたことで、 雑草表面でさっと広がり、雑草内部へと浸透し、根まで枯らす力も高まりました。
この特性によって、散布後、殺草効果が表れるのが早く、長い抑草期間も期待で きるのです。
秋冬の休眠期に散布すれば、この特性が充分に発揮され、5月までの雑草の発生 を抑制させることができます。それによって、春先の草生管理の負担が軽くなり、 重要な作業である摘蕾、摘花、摘果に集中でき、結果として果樹の品質向上に役 立てることが期待できるのです。また、樹幹下の雑草を抑制することでダニの成 育密度を低下させ、病害虫の予防にもなり、結果としてその後の薬剤の使用を減 少させることができ、経費削減にもつながります。
休眠期の処理のもう1つの大きなメリットはドリフトによる薬害リスクが小さく なる点です。果樹生育期の散布では雑草の草丈30センチ以上になると、特にドリ フト防止に取り組む必要がありますが、休眠期の秋冬期処理であればそのリスク は小さく、散布効率をよくすることができます。今回は、果樹園での実証結果を 元に説明しましたが、他の作物でも同様の効果が期待できますので、今年の秋冬 期に試してみてはいかがでしょうか。

除草剤:秋冬期からの散布結果を写真入りで詳しく見る方はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/support/zasso/zasso.cgi?article=zasso28

タッチダウン(R)iQの詳しい情報はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cp/seihin/tdiq/index.html

タッチダウン(R)iQの最新適用情報はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/seihin/search/tekiyo.cgi?p=sonotajoso.s_tj_touchdown_iq

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3.パンジー・ビオラの季節になりました!
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暑くて長い夏も終わり、11月はグンと気温が下がる日が増えてきました。
園芸店の店先には、色とりどりのパンジー・ビオラが並んでいますが、皆さんは もうお買い求めになりましたか?
パンジーという名前は、フランス語の「思想」「思い」Pans’ee(パンセ)に由 来しています。
ギリシャ神話では、神が人間に深い思想を持つように、という意味をこめてこの 名前を贈ったと言われています。
元々は春の花であったパンジー・ビオラですが、シンジェンタをはじめ種苗会社 による品種改良の結果、秋に植え付けると冬から春まで長い期間楽しめる花とな りました。
寒い冬にも屋外で咲き誇るその健気な姿を見ていると、この植物の強さと偉大さ に改めて驚かされます。
ぜひ、ご自身のお庭やベランダには何色のパンジー・ビオラが似合うかしら?と 考えながら、店頭で好きな色や形を選んでください。
今回は、シンジェンタ社が自信を持ってオススメするシリーズをいくつかご紹介 します。

パンジー“デルタ”シリーズ
http://www.syngenta.co.jp/seeds/prod/delta.html

ビオラ“ペニー”シリーズ
http://www.syngenta.co.jp/seeds/prod/penny.html

プレミアムビオラ“ディージェイ”シリーズ
http://www.syngenta.co.jp/seeds/prod/deejay.html

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4.農薬ラベルの更新情報
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下記製品のラベル情報を更新しました

▼殺虫剤 アクタラ(R)粒剤5 適用内容の変更
「ブロッコリー」のチアメトキサムを含む農薬の総使用回数を 「4回以内(粒剤の処理及び水和剤の灌注は合計1回以内、散布は3回以内)」 に変更しました。

▼殺虫剤 ジュリボ(R)フロアブル 適用拡大!
「ブロッコリー(アブラムシ類、ネギアザミウマ、コナガ、アオムシ、 ハスモンヨトウ)」に使用できるようになりました。

▼殺虫剤 アクタラ顆粒水溶剤 適用内容の変更
「カリフラワー(アブラムシ類)」の希釈倍数を「3000倍」から「2000〜3000倍」 に変更しました。
「キャベツ」、「はくさい」、「レタス」、「ブロッコリー」のチアメトキサム を含む農薬の総使用回数を変更しました。

▼除草剤 プリグロックス(R)L適用拡大!
「麦類(大麦を除く)」と「大麦」が統合されました。
「えだまめ」の畦間に使用できるようになりました。
「きく」の畦間に使用できるようになりました。

▼殺虫剤 リーズン(R)顆粒水和剤 適用内容の変更
「みかん(ゴマダラカミキリ成虫)」の希釈倍数を「2000〜3000倍」に変更しました。
「かんきつ(みかんを除く)(チャノキイロアザミウマ、アゲハ類、ミカンハモ
グリガ、ゴマダラカミキリ成虫、ミカンサビダニ)」の希釈倍数を「2000〜3000倍
」に変更しました。

▼殺虫剤 マッチ(R)乳剤 適用拡大!
「レタス(オオタバコガ)」に使用できるようになりました。
「きゅうり(ウリノメイガおよびコナジラミ類)」に使用できるようになりました。
「えだまめ(ハスモンヨトウ)」に使用できるようになりました。
「ブロッコリー(ハスモンヨトウ)」に使用できるようになりました。

▼殺虫剤 アファームエクセラ(R)顆粒水和剤 適用拡大!
「ブロッコリー(アオムシ)(コナガ)」に使用できるようになりました。
「レタス(オオタバコガ、ナモグリバエ)」に使用できるようになりました。

詳細情報はこちら
http://www.syngenta.co.jp/cp/label_kosin.html

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5.What's New(新着情報)
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▼「アミスター(R)あらたな10年に挑戦キャンペーン」実感レポートを
更新しました。(たまねぎ:佐賀県杵島郡白石町の久野 敏和さん)
http://www.syngenta.co.jp/cp/arigatou10/report/report47.html

▼殺虫剤 ジュリボフロアブル体験レポートを掲載しました。
http://www.syngenta.co.jp/cp/seihin/durivo/index.html

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6.キャンペーン情報
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★★アミスタープレゼントキャンペーン
10月の当選者発表とご応募はこちらから
http://www.syngenta.co.jp/cp/arigatou10/index.html

(R) はシンジェンタ社の登録商標です。

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編集後記
今夏実施したウェブアンケートでは、メルマガ会員の皆様から様々なご意見を いただきました。中でも、もっとも知りたい情報として回答が多かったのは、 病害虫の対処方法、農薬の散布技術など防除技術に関する情報でした。
そんな声にお答えするべく、今月は効果的な雑草の防除方法をとりあげました。

今後も皆様の声を大切に情報提供に努めたいと思いますので、 「こんな情報が欲しい」「こんな特集してくれないか」等、ご要望がございまし たらどしどしお寄せください。お待ちしております。
http://www.syngenta.co.jp/inquiry/index.html
※問い合わせページより、件名「ウェブサイトに関するお問い合わせ」を選択 の上、ご連絡をお願いたします。

                     ビジネスサポート部  橋本 典道

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発行・編集:
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