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● 病害ソリューションシート −シンジェンタからのおすすめ防除提案―

ダラースポット病かな?と思って薬剤を散布してみたけど効果がイマイチ。実際にダラースポット病だったりすることもありますが、実は類似したスポット病害だったりすることがあります。

ベントグリーンにおけるスポット病害
● 発生時期と防除タイミング・年間ローテーションの提案
・ 平地における発生の場合
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表1
現場での見分け方
ドレクスレラ属菌による葉枯病 カッパースポット(発病盛期) 病原菌の感染部位
ドレクスレラ属菌による葉枯病 カッパースポット(発病盛期) 病原菌の感染部位
ベントグラスデッドスポット病 病原菌の感染部位
ベントグラスデッドスポット病 病原菌の感染部位
芝生用殺菌剤ローテーション資料
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芝生用殺菌剤ローテーション資料
「グリーン農薬総覧」2007,2008追補版 社団法人緑の安全推進協会刊より登録部分抜粋
病害ソリューションシートは、一季出版『月刊ゴルフマネジメント』誌で連載中です。
(2008年10月15日掲載)
● 防除のコツ
  • 4つのスポット病害(ドレクスレラ属菌による葉枯病、ダラースポット病、カッパースポット、ベントグラスデッドスポット病)は表-1に従い出来る限り現場で見分け、分からないものに関しては病害鑑定を受けます。
  • ドレクスレラ属菌による葉枯病、ダラースポット病、カッパースポットは主に茎葉に感染する病害です。一方ベントグラスデッドスポット病は地際〜根部にかけて主に感染する病害です。

 ドレクスレラ属菌による葉枯病は平地では5月ぐらいの冷涼な時期のベントグリーンに発生することが多く、一つ一つのスポットは小さいですが集まって発生し、20〜30cm 程度の大きさになることが特徴です。
 ダラースポット病は全ての芝草に発生する病害です。近年の少肥料傾向により、グリーン・グリーン周り・ティ・フェアウェイなどにも発生する傾向で、特に乾燥する場所で被害が激しくなります。早朝に菌糸が浮くことが特徴です。
 カッパースポットはベントグリーンに発生し、窒素施肥量が多いと激しく発生する傾向にあります。気温が26〜30℃で葉が長時間濡れている時期が発病に最も適します。初期病徴は小型のブラウンパッチのように見えますが、時間が経つにつれ赤銅色でパッチ外周部が不鮮明になります。
 ベントグラスデッドスポット病は主に平地では7〜9月の新設ベントグリーンまたはインターシードグリーンに発生します。稀にリング状になりますが、主に赤味を帯びてスポット状に落ち込みます。根部がやられるため植物は萎縮し枯死します。ダラースポット病と似て見えますが色が違い、早朝に菌糸は浮きません。

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