トップコースとともにNO.9 ターフ訪問 グランディ那須白河ゴルフクラブ36

●コースとともに

グランディ那須白河ゴルフクラブ36(福島県西白河郡)

バンカー周囲の芝密度向上でお客様から高評価


 グランディ那須白河ゴルフクラブ36の大きなセールスポイントが、ベントグラスのフェアウェイです。見た目も触感も素晴らしいフェアウェイで、お客さんからも大好評です。このコース管理を担当しているのが、同ゴルフ場のグリーンキーパー・林重人さんです。
 厳しい経済情勢下、コスト削減をして、なおかつお客さんに好印象を持ってもらうために、コース管理者はいろいろと苦労しているわけですが、林さんは、この点について独自の考え方を持っています。あまり費用をかけないで、ゴルフ場を美しく見せるちょっとしたコツは、バンカーをきれいに見せることだというのです。
「ほとんどのグリーンキーパーは、まずグリーンの手入れを最優先にします。確かにグリーンキーパーの評価は、いかにグリーンのコンディションをベストの状態に保つかということで決まります。このために、グリーンにばかり目が行ってしまう。しかし、ある程度のレベル以上の微妙な差までわかるお客様は少ない。お客様の多くはコース全体の見た目の美しさでゴルフ場を評価してしまうんです」
グリーンキーパー
林 重人氏

 グリーンを良くすることは、大変な手間がかかります。努力を重ねて、ようやく素晴らしいグリーンを作ったとしても、その良さをどのくらいのお客様に分かって頂けるか……。ところが、バンカーは手入れが行き届いていれば、誰の目にも美しく映ります。コースをきれいに見せる方法としては、とても楽な手段だと林さんは指摘します。ここで植物成長調整剤の『プリモマックス』が役に立っています。
「バンカー周囲のラフにたくさん肥料を入れたいのですが、肥料を入れてしまうと芝生が伸びるので刈り込みが大変。だから、プリモマックスを使ってノシバの成長を抑制しています」
 バンカーを美しく見せるポイントとして、林さんは「エッジのラインをきれいに見せる」ことを第一点に挙げます。そのため、バンカー周辺の芝の密度を高めるように努力しています。
「バンカーのエッジをきれいに出そうとした場合、芝生をスパッと切り落とさなければなりませんが、芝生の密度がないとバンカーのエッジが崩れてきてしまいます。米国オーガスタナショナルのバンカーはエッジがきれいに切り落とされていますが、あれはティフトン芝をライグラスなどでオーバーシードして芝の密度を高くしているから可能になっているんです」
 コースに対する評価は、管理する側とお客さんの見方には違いがあります。やはり、お客さんは見た目重視。林さんは「お客様が間違っているというのではありません。私たちコース管理者の尺度が絶対であると思ってはいけないということです」と強調します。
「低予算でコースの評価を上げるためには見た目を最優先にすればいい。バンカーがきれいであればコース全体がきれいに見えて、お客様はそちらのほうを評価してくれますよ」


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