トップコースとともにNO.5 ターフ耳より情報

●コースとともに

ずばり最近の流行は「ピシウム+炭そ」
←昨年多かったのは、この写真のものです!!
 この病害を炭そ病と判断したゴルフ場ではEBI剤を散布しましたが効果はありませんでした。また別のゴルフ場ではピシウム病と判断し、メタラキシル剤を散布しましたが効果はありませんでした。効果が高かったのはEBI剤とメタラキシル剤を混合で散布されたゴルフ場。病名は炭そ病とピシウム病の複合病であると診断しました。炭そ病菌は葉につくタイプではなく、地際部に多く付くしつこいタイプ。ピシウム菌は根に多く感染するタイプでした。炭そ病菌とピシウム病菌の2種類の菌により冒されていたために単剤では効果が発現しなかったわけです。この病気は昨年の7〜9月にかけて多くよせられました。
 一昔前では、土で多肥傾向のグリーンは赤焼病・ピシウム病に困らされていた所が多かったと思います。ところが最近はピシウムに毎年困っている方は少ないのではないでしょうか? 過湿になりにくいサンドグリーン、少肥傾向である最近のグリーンの条件を嫌うピシウム病は克服できた病害のように思われるでしょう。このためピシウム薬剤を散布されないゴルフ場が増えてきています。しかし実際は、ピシウム菌自体が減っているわけではなく、明確なピシウム病の病徴として現れにくいだけです。また今回紹介させていただいた複合病害として発生している所も多いです。
 炭そ病の発生は一般に少施肥・高ストレス(低刈・踏圧)で発生しやすく、回復も遅れます。パッティンググリーンや本グリーンで発生していてもナーセリーで発生しない場合があると思います。
 ずばり最近の流行はピシウム・炭その複合病害です。施肥量をもう少し上げ、ストレスを回避してやることで植物の抵抗力を高めること。7〜9月にピシウム剤を散布してやること。この2つを気にとめて今年の夏に臨まれてはいかがでしょうか?

成分: プロピコナゾール ……………… 2.0%  
メタラキシル …………………… 5.0%

 

成分: トリネキサパックエチル ……… 10.4%

有効成分は茎葉から吸収されるため、土壌条件に影響されることなく、均一な効果を発揮します。

プリモマックス液剤の適用草種と使用方法はこちら


トップへ戻る このページのトップへ戻る

Copyright Syngenta. All rights reserved.