トップコースとともにNO.28 ターフ訪問 清澄ゴルフ倶楽部

●コースとともに

ターフ訪問 清澄ゴルフ倶楽部(埼玉県東松山市)

シバンバEXでネクロとラージのダブル予防!!


清澄ゴルフ倶楽部
 清澄ゴルフ倶楽部は、埼玉県東松山市の岩殿丘陵に広がるゴルフ場です。樹木の生い茂る丘陵地に、豊かな自然を残して造成されたフラットな林間風のコースは、大久保昌氏の設計。同氏が設計したゴルフ場の中でも代表的なコースに数えられ、高い評判を得ています。緑に囲まれたコースは、「できる限り自然に」というのが設計コンセプト。池やバンカーが効果的に配置され、美しい景観を生み出しています。

冬場の散水不足、乾燥でネクロが発生!?

副支配人兼グリーンキーパー 野呂田 峰氏
副支配人
兼グリーンキーパー
野呂田 峰氏

 最近、埼玉県東松山市の周辺は、猛暑地帯として有名で す。この猛暑だけでも芝生にとっては過酷な環境ですが、夏 は雨が少ないため、さらにコース管理は厳しい状況に置か れています。清澄ゴルフ倶楽部のグリーンキーパー・野呂田 峰さんは「夏越しに関しては、水管理が課題」と思案顔です。 清澄ゴルフ倶楽部の一帯はまったく水脈がないため、井戸 が出ず、何とか溜め水で対応しているとのことです。
 夏は異常に暑くなる一方で、冬はかなり寒くなり、マイナス7〜8度まで温度が下がることもあります。 「冬場の散水は凍結することがあるので、いろいろな点で危 険。基本的に冬には散 水はしません。散水する としても、せいぜい ティーグラウンドくらいです」
 冬も夏同様に雨が少 なく、どうしてもラフな どが乾燥気味になるよ うです。

清澄ゴルフ倶楽部は、埼玉県では数少ないワングリーンのゴルフ場。目下、
グリーンの品種変更を検討しているそうですが、2グリーンのゴルフ場ほど容
易にはできません。写真は、試みにニューベント化された練習グリーン。夏に
強いグリーンの育成が狙いです。
清澄ゴルフ倶楽部は、埼玉県では数少ないワングリーンのゴルフ場。目下、 グリーンの品種変更を検討しているそうですが、2グリーンのゴルフ場ほど容 易にはできません。写真は、試みにニューベント化された練習グリーン。夏に 強いグリーンの育成が狙いです。
ティーグラウンド手前の傾斜部分にネクロティックリングスポット病が発生(丸
囲みの写真)。取材を行った8月時点ではすっかり消えています。
ティーグラウンド手前の傾斜部分にネクロティックリングスポット病が発生(丸 囲みの写真)。取材を行った8月時点ではすっかり消えています。



薬剤は要所を押さえて効果的に使う!!

 冬に芝を乾燥させると、春先にネクロティックリングスポッ ト病(以下ネクロ)の発生が懸念されますが、清澄ゴルフ倶 楽部でも散水不足による乾燥のためか、ネクロが目立つよ うになってきたとのことです。
 そこで去年の秋、ラージパッチ対策の予防散布の際、ネク ロにも効果があるということで『シバンバEX』の散布を試み たそうです。
 「今年はネクロがほとんど見られませんでした。それにEXは ラージパッチにもよく効きますので、効率的に使えますね」
 また、野呂田さんは、薬剤に頼り切るようなことは控え、最 も効果的な時期に予防散布するなど、薬剤の効力をムダな く引き出すように努めています。 「要所で薬剤を使うようにしておかないと、むしろ病害は蔓 延してしまう」と野呂田さんは薬剤の“適材適所”での使用を 推奨します。

クラブハウスやティーグラウンド周りには、い
ろいろな花木が植えられ、コースに彩りを添
えています。花木が多いのも、清澄ゴルフ倶
楽部の特徴です。
クラブハウスやティーグラウンド周りには、い ろいろな花木が植えられ、コースに彩りを添 えています。
花木が多いのも、清澄ゴルフ倶 楽部の特徴です。

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