トップコースとともにNO.19 ターフ訪問 龍ヶ崎カントリー倶楽部

●コースとともに

龍ヶ崎カントリー倶楽部 (茨城県龍ヶ崎市)

環境にやさしい薬剤を積極的に導入へ!!


龍ヶ崎カントリー倶楽部 1958年にオープンし、今年で50周年を迎えた龍ヶ崎カントリー倶楽部。歴史と伝統のある名門コースとして知られています。茨城県の南部に位置しており、季節による寒暖の差が大きく、最高気温が40度近くになる一方、最低気温は零下13度前後を記録することもあります。コース管理のうえでは凍害などが悩みのタネとなっていますが、目下の大きな課題は環境保全対策です。

殺虫剤はほとんど選択肢がない状態

農薬の安全使用要綱に目を通す渡辺さん。茨城県では、平成4年度からは「ゴルフ場における農薬除去指導指針」に基づき、グリーンにおける農薬浸透の防止などについても指導が行われています。

農薬の安全使用要綱に目を通す渡辺さん。茨城県では、平成4年度からは「ゴルフ場における農薬除去指導指針」に基づき、グリーンにおける農薬浸透の防止などについても指導が行われています。

副支配人・グリーンキーパー 渡辺 護氏
副支配人
グリーンキーパー
渡辺 護氏

 茨城県では、ゴルフ場で使用される農薬による公共用水域の水質汚濁を防止するため、平成元年に「茨城県ゴルフ場における農薬の安全使用等に関する指導要綱」を策定。この要綱では、毒物や劇物、魚毒性C類相当の農薬使用を避けるように指導されています。龍ヶ崎カントリー倶楽部のグリーンキーパー・渡辺 護さんによれば「全国でもトップクラスの厳しい使用基準ではないか」とのことです。この厳しい使用基準が、コース管理に関 して大きな制約となっています。「茨城県の場合、薬剤は普通物のA類相当かB類相当に限定されてしまい、殺虫剤などは選択肢がほとんどない状況でした」と語る渡辺さん。これまで、使い勝手のよい殺虫剤を求めて試行錯誤の日々を送ってきたそうです。

『ヨトーダン』で厳しい使用基準に対応

 そんなときに出会ったのが殺虫剤『ヨトーダン』。選択肢がなくて本当に困っていたところ、絶妙のタイミングで今年の春先に新発売されました。「グリーンのシバツトガに悩まされており、他剤では充分に防除できませんでした。そこで4月中旬に『ヨトーダン』を散布。正直なところ半信半疑でした。直後に降雨があり効果が芳しくなかったので、やはり期待を裏切られたかと思いましたね。5月中旬に2回目の散布。好天だったせいか、6月末の時点ではまったくツトガが発生していません。他剤はこんなに長く効きませんよ」と渡辺さん。効果が同等なら、劇物や毒物よりも普通物を使ったほうがいいに決まっていると言い切ります。規制の有無にかかわらず、これからは『ヨトーダン』のように環境にやさしい薬剤を使いたいと、渡辺さんは満足顔です。

「ここがツトガにやられていたんですよ」と渡辺さん。いまは『ヨトーダンにどれだけ残効があるのか興味深観察しているところだそうです。

「ここがツトガにやられていたんですよ」と渡辺さん。いまは『ヨトーダンにどれだけ残効があるのか興味深観察しているところだそうです。

オープンから50年を経て、コースの樹木は大きく成長。緑豊かな松林の眺めは同ゴルフ場の名物となっています。しかし木立が高いので、冬の寒い時期、日陰ができて雪や氷が溶けない部分が出てくる弊害も。特にグリーンの周囲に高い木があり、日陰のせいで、春の萌芽時期に芽立ちが悪くなることもあるそうです。

オープンから50年を経て、コースの樹木は大きく成長。緑豊かな松林の眺めは同ゴルフ場の名物となっています。しかし木立が高いので、冬の寒い時期、日陰ができて雪や氷が溶けない部分が出てくる弊害も。特にグリーンの周囲に高い木があり、日陰のせいで、春の萌芽時期に芽立ちが悪くなることもあるそうです。

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