トップコースとともにNO.16 ターフ訪問 東名古屋カントリークラブ、名古屋広幡ゴルフコース

●コースとともに

東名古屋カントリークラブ(愛知県豊田市篠原町)、名古屋広幡ゴルフコース(愛知県豊田市広幡町)

春はげ症を抑えることで
自由度を増した秋の施肥


芝の密度向上などファアウェイの質を変えた『プリモマックス』

東名古屋カントリークラブ 「今年の春先は芝の状態が悪かったですね。ベントはそれほどでもなかったのですが、全般的に日本芝の生育が芳しくなかったですね」と語るのは、東名古屋カントリークラブのグリーンキーパー・加藤友保氏です。
 こうした状況の中、同ゴルフ場では5月29日から6月1日、中部アマチュアゴルフ選手権が開催されましたが、当然のことながら加藤氏はトーナメント向けのコースづくりに苦労しました。
「5月に入って間もなく、フェアウェイに植物成長調整剤の『プリモマックス』を散布。時期が早いかとも思いましたが、期待どおりに芝の成長を抑えてくれました。何より刈りカスが出ないというのは助かります。毎日、プレー後に芝を刈っていましたが、掃除する必要はまったくありませんでした。トーナメントの際もフェアウェイは何とか格好がつきました」
 加藤氏はこの『プリモマックス』を一昨年の夏から使用しています。昨年は、東名古屋カントリークラブにおいて、中部オープンゴルフ選手権競技、名古屋広幡ゴルフコースにおいて、全日本ミッドシニアパブリックアマチュアゴルフ選手権が開催され、コースづくりの一環として、梅雨前に『プリモマックス』のフェアウェイへの全面散布を実施しました。

コース管理課長・グリーンキーパー 加藤 友保氏
コース管理課長・グリーンキーパー
加藤 友保氏

「あれからフェアウェイの質が変わったと言われるんですよ。もちろん、いい方向に変わったということです。確かに、低刈りに耐えられるようになり密度が上がったと思います。見た目も違うし、実際のプレー内容にもプラスになっているはずです。お客様も愉しみが増えたのではないでしょうか」
 去年の後半くらいからフェアウェイの状態が変わったとのことで、その原因は『プリモマックス』の全面散布しか考えられないという加藤氏。『プリモマックス』を使う以前は、刈り込みが追いつかなくて、フェアウェイを軸刈りしてしまったこともあるそうです。
「当コースは54ホールもあるので、刈り込みが大変なんですよ。肥料を入れるとすぐに伸びてきてしまい、慌てて短く刈ろうとするとムリをして軸刈りを起こしてしまう。秋になって補修したこともあります」
 そんなこともあって『プリモマックス』を導入。今年も梅雨前に、フェアウェイ、ラフ、アプローチ、ティグランドへ全面散布しています。
「芝の品質向上ということを考えれば、『プリモマックス』はぜひ使うべきです。効果や残効を把握できるようになれば、状況に応じて縦横に使うことができるはずです」
 この『プリモマックス』が芝草管理に対する意識を変えてくれたという加藤氏。同様に殺菌剤の『センチネル』からも強い印象を受けています。
「春はげ症防除の切り札という印象です。最初に使ったときには、翌春の芽立ちが全然違っていることに驚かされました。それまでは春はげ症が発生することは避けられないと諦めていましたからね」

写真(春はげ症を抑えることで自由度を増した秋の施肥)

 同コースはラージパッチの発生に悩み、加藤氏がグリーンキーパーを引き継いだときには、まずラージパッチ防除を第一の課題としたそうです。その際に、ラージパッチを抑えて春はげ症までも防除できる薬剤があればと思っていたところ、『センチネル』の存在を知り、さっそく試してみました。その結果、春はげ症に対応できるという自信を持ったそうです。
「春はげ症がなくなれば、春の芽立ちはまったく違ってきます。フェアウェイの芝が全面にくっきりと浮かんでくる感じになるんです。発生するのが当たり前だと思っていた春はげ症ですが、『センチネル』を使ってみて防除できるのだと実感しましたね」
 かつては、秋にたくさん肥料を与えると春はげ症がひどくなるという見方もありましたが、『センチネル』を利用することで、施肥の方法までも変わってきたと加藤氏は言います。
「春に肥料を控えておいて、秋に肥料を与える。こういうことも可能になってきます。私の経験からすると、日本芝もベントも秋に肥料を与えたほうが春の芽立ちは良さそうです。『センチネル』のような薬剤があると、いろいろな面に良い波及効果が出てきますね」
 そんな加藤氏をいま悩ませているのがスズメノカタビラです。
「今年のカタビラには手を焼いています。秋に除草剤を全面処理して、3月ころまでは抑えていたのですが、4〜5月になると目立つようになりました。まだ日本芝がそろわないころです。最近のカタビラはしぶといですよ」
 加藤氏にとっては、秋の除草剤散布時期と残効、春の更新作業をどのように管理し、春期のカタビラの発生をいかに抑えるかがいま一番の課題。その有効な解決策として、除草剤『モニュメント』を用いた防除を考えています。「適切なタイミングで使用できれば上手くカタビラを抑えることができるでしょう」と加藤氏は期待しています。

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