トップコースとともにNO.1 ターフ訪問 犬山カンツリー倶楽部

●コースとともに

ヘリテージでラージパッチや春はげ症を防除


■幅広いスペクトラムと安全性も高く評価

 豊かな自然に囲まれた犬山カンツリー倶楽部は、オープンから30年余という歳月が生み出した気品と風格を兼ね備え、まさに名門と呼ぶにふさわしいゴルフ場です。しかし、コース管理の面では、このような自然環境は必ずしも歓迎できないようです。この地域は、冬は冷え込みが厳しく、名古屋あたりに比べると温度が3度くらい低いという特徴があります。木曽川の水面から発生する蒸気が雲を作ります。雪が降ることも珍しくありません。一方、夏は蒸して、天候が変化しやすく雷も多いという、芝生の生育にとっては厳しい環境です。
 以上のようなさまざまな条件を考えると各種病害の発生が懸念されますが、同倶楽部では殺菌剤の『ヘリテージ』を
5年前の発売時から使用、希釈倍率4000倍で散布。ティーグランドなども含め全面散布し、ラージパッチや春はげ症を防除しています。
 同倶楽部のコース管理部長・グリーンキーパーの長谷川さんはヘリテージについて「良い殺菌剤だ。数年間使用しているが、効果は変わらないと思う」と効き目に関しては太鼓判を押しています。
 ヘリテージを導入するきっかけは「いろいろな病気に効くということに惹かれたから。単純な発想ですよ」(長谷川さん)とのことで、殺菌スペクトラムが広く複数の病害を同時に防除できる点が第一だと指摘されます。また、長谷川さんはヘリテージの安全性にも注目しています。ヘリテージの有効成分であるアゾキシストロビンはシメジの一種である食用キノコから発見された天然活性物質=ストロビルリン類に由来します。天然物質から発見されたものです。その性質は極めて安全で、人畜や環境への影響もほとんどありません。有用生物であるミツバチやミミズなどへの影響も極めて少ないことが確認されています。「これからは、このように人間や環境などに影響の少ない剤が主流になるのではないか」というのが長谷川さんの結論です。

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