トップ虫害ソリューションシートコガネムシ類/シバオサゾウムシ

● 虫害ソリューションシート −シンジェンタからのおすすめ防除提案―

シバオサゾウムシやコガネムシ類による被害は甚大になる可能性があります。夏期の高温・乾燥によって被害が助長され、フェアウェイやラフの大面積の芝の張り替えが必要になることもあります。虫による被害を乾燥害と見間違ってはいないでしょうか。

コガネムシ類/シバオサゾウムシ
● 代表的なコガネムシ類およびシバオサゾウムシの発生時期と
  防除タイミング・年間ローテーションの提案
(平地での発生消長イメージ図)
平地での発生消長イメージ図
ビートルコップ
ビートルコップ
ビートルコップ
  • 被害が見られてからの処理でなく、対象となる害虫(幼虫・成虫)の発生期に薬剤散布を行います。
  • ビートルコップ顆粒水和剤などのネオニコチノイド系薬剤は、食毒効果が強く長期の残効が期待できるため、芝草に被害を与える幼虫の発生初期(幼虫が小さい時期)が有効な散布時期です。
  • 特にビートルコップ顆粒水和剤は水になじみやすい性質があるため、乾燥条件下での散布や、極めて少ない水量(100ml/m2)での散布であっても、薬剤は幼虫の生息域に徐々に浸透し、効果を発揮します。
  • 薬量、水量は登録内容を守って散布してください。
シバオサゾウムシ成虫 シバオサゾウムシ幼虫 マメコガネ成虫 コガネムシ類幼虫
シバオサゾウムシ成虫 シバオサゾウムシ幼虫 マメコガネ成虫 コガネムシ類幼虫
● 防除のコツ
  • 対象とする害虫の生息域に薬剤を届けることが重要です。
  • 水になじみやすい性質を持つビートルコップ顆粒水和剤は、芝草の根からの吸収・移行がされやすいため、芝草を直接食害するシバオサゾウムシに対する食毒効果は特に高くなります。
  • 散布ノズルの選択は、それ程重要ではありません。散布水量に応じたノズルを選択してください。
  • コガネムシの種類、もしくは地域性によって発生消長が異なることがあります。定期的に掘り取り調査などを行い、発生を確認することは散布時期の決定に必要です。トラップなどの使用も役立ちます。
  • 成虫に対する薬剤処理の場合、甲虫類の多くは夜行性であるため夕方以降の散布がおすすめです。
芝生用殺虫剤ローテーション資料(シバオサゾウムシ・コガネムシ類)
画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。
芝生用殺虫剤ローテーション資料(シバオサゾウムシ・コガネムシ類)
グリーン農薬総覧2007, 2008追補版より

雑食性であるコガネムシ類は芝草の根と同時にサッチなど土壌中の有機物も摂食するのに対して、シバオサゾウムシは根やランナーなどの生植物を狙って摂食します。特にランナーへの食害は芝草にとっては深刻です。1頭当りのシバオサゾウムシによる被害はコガネムシ類より甚大になってしまうため、十分な注意が必要です。

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