トリガード液剤

  • トリガード液剤_250ml

ハモグリバエ類、クロバネキノコバエ類といったハエ目害虫に対して優れた効果を持つ殺虫剤です。優れた浸透移行性を有し、長期間効果が持続します。ハチ・天敵への影響が少なく、IPM適合性の高い製品です。

最終更新日2022/11/17

製品カテゴリ
殺虫剤
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第22178号
    種類名:
    シロマジン液剤
    有効成分:
    シロマジン:8.7%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 淡黄色澄明水溶性液体
    有効年限: 5年
    包装: 250mL×20瓶
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    殺虫剤分類17
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    1. ハモグリバエ類、クロバネキノコバエ類に優れた効果があります。

    2. ハチ、天敵など有用昆虫に対して影響がほとんどありません。

    上手な使い方

    マメハモグリバエ防除

    トリガード液剤はマメハモグリバエ幼虫の発生を認めてからの散布でも被害の拡大を抑えますが、より効果的に防除するためには幼虫密度の低い発生初期に散布してください。

    マルハナバチの導入(安全日数:1日)

    散布時にはハチを巣箱に回収し、施設外に出してください。散布翌日にはハチを導入できます。

     

     

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シロマジンを含む農薬の総使用回数
    メロン トマトハモグリバエ 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
    トマト ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
    ミニトマト ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
    なす マメハモグリバエ 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
    セルリー マメハモグリバエ 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
    しゅんぎく ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内
    チンゲンサイ ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内
    とうがん ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
    かぼちゃ ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
    食用ぎく ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内
    きく(葉) ハモグリバエ類 1000〜2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 1回 散布 1回
    バジル ハモグリバエ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
    マッシュルーム クロバネキノコバエ類 1000倍 1.5 L/m2 覆土後、ただし収穫14日前まで 1回 覆土表面散布 1回
    花き類・観葉植物 クロバネキノコバエ類 1000倍 2L/m2 発生初期 1回 土壌灌注 5回以内(土壌灌注は1回以内、散布は4回以内)
    花き類・観葉植物 マメハモグリバエ 1000倍 100〜300L/10a 発生初期 4回以内 散布 5回以内(土壌灌注は1回以内、散布は4回以内)

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。

    • 本剤は主として幼虫に対して効果を示すので、できるだけ発生初期から散布してください。

    • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ、所定量の範囲内で調節してください。

    • 調製した薬液は、調製した当日に使い切ってください。

    • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。

    • 本剤の使用に当っては、使用量、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

    • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

    環境保護上の注意

    • 使用済みの空容器、散布薬液の調製容器、散布器具などは水でよく洗浄し、その洗浄液は当該薬液を処理したほ場内で灌漑水路、排水路、河川、湖沼、井戸などの水系へ流れないよう、始末してください。

    貯蔵上の注意

    • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に、食品と区別し、密栓して保管してください。