ソルネット1キロ粒剤

  • ソルネット1キロ粒剤_1kg

体系処理のスタート剤として、より確実な雑草防除を実現する水稲用初期処理除草剤です。ノビエをはじめ抵抗性雑草のアゼナ類・ホタルイ等に高い効果を発揮します。

最終更新日2022/09/29

製品カテゴリ
水稲用除草剤
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第18567号
    種類名:
    プレチラクロール粒剤
    有効成分:
    プレチラクロール:4.0%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 淡灰色細粒
    有効年限: 1㎏ 4年、10㎏ 3年
    包装: 1kg×12袋、 10kg×1袋(ただし10kgは、系統のみの取扱い)
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    除草剤分類15
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    1. 体系処理のスタート剤として、より確実な雑草防除を実現します。

    2. ノビエをはじめ抵抗性雑草のアゼナ類・ホタルイ等に高い効果を発揮します。

    3. 散布適期が幅広く、田植前後の忙しい時期でも余裕を持って使えます。

    4. 気象条件や植付条件に左右されることが少なく、稲に安心です。

    上手な使い方

    ソルネット1キロ粒剤の上手な使い方

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用雑草名 使用時期 適用土壌 使用量 本剤の使用回数 使用方法 適用地帯 プレチラクロールを含む農薬の総使用回数
    移植水稲 水田一年生雑草 移植時 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植時 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植時 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植時 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植時 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 植代後〜移植前7日 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 北海道、東北、北陸 2回以内
    移植水稲 マツバイ 植代後〜移植前7日 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 北海道、東北、北陸 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 植代後〜移植前7日 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 北海道、東北、北陸 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 植代後〜移植前7日 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 北海道、東北、北陸 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 植代後〜移植前7日 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 北海道、東北、北陸 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 植代後〜移植前7日 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 マツバイ 植代後〜移植前7日 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 植代後〜移植前7日 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 植代後〜移植前7日 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 植代後〜移植前7日 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 関東・東山・東海、近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 近畿・中国・四国、九州の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(近畿・中国・四国、九州を除く) 移植直後〜ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域(近畿・中国・四国、九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯 2回以内

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。

    • 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、時期を失しないように散布してください。なお、雑草、特に多年生雑草は生育段階によって効果にふれがでるので、必ず適期に散布するように注意してください。ホタルイ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカに対しては発生前から発生始期までが本剤の散布適期です。

    • コナギ多発田での使用は効果が劣ることがあるのでさけてください。

    • 苗の植付けが均一となるように代かきをていねいに行なってください。未熟有機物を施用した場合は、特に代かきをていねいに行なってください。

    • 散布に当っては、水の出入りを止めて、湛水のまま均一に散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態を保ってください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。

    • 低温で長期にわたり雑草が発生する地域、代かきから移植までの期間が長い場合においては、移植後に使用する除草剤(適用草種が広く、長期間効果が持続する剤)との体系で使用してください。

    • 下記のような条件下では、初期生育の抑制が生じるおそれがあるので、使用をさけてください。特に下記1〜3の条件と散布時または散布後数日以内の梅雨明け等による異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。

      1. 砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)

      2. 軟弱な苗を移植した水田

      3. 極端な浅植えの水田

    • 活着遅延を生じるような異常低温が予測される時は、初期生育の抑制等が生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、県の防除指針に基づき関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    • 本剤を無人航空機による湛水散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。

      1. 湛水散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。

      2. 専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。

      3. 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。

      4. 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から適切な距離を離して圃場内に散布してください。

      5. 散布薬剤の飛散により自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意してください。

      6. 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。

      7. 散布終了後は次の事項を守ってください。

        1. 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。

        2. 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管してください。

        3. 機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。

    • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意

    • 誤食などのないよう注意してください。

    • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
      作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。

    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。

    • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

    環境保護上の注意

    • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。

    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。

    • 散布後は水管理に注意してください。

    • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

    貯蔵上の注意

    • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。