リーズン顆粒水和剤

  • リーズン顆粒水和剤_250g

速く効く「チアメトキサム」と、残効が長い「ルフェヌロン」の2つの成分を最適なバランスで組み合わせた殺虫剤です。茶では防除が困難な新芽害虫チャノキイロアザミウマとチャノミドリヒメヨコバイ、チャノホソガなどのチョウ目害虫に高い殺虫効果を発揮します。てんさいではアブラムシ類、ヨトウムシの同時防除が可能です。

最終更新日2022/06/10

製品カテゴリ
殺虫剤
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第21431号
    種類名:
    チアメトキサム・ルフェヌロン水和剤
    有効成分:
    チアメトキサム:10.0%
    ルフェヌロン:5.0%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 類白色水和性細粒
    有効年限: 5年
    包装: 250g×20袋、500g×20袋(地域限定)
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    殺虫剤分類4A,15
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    1. 速く効く「チアメトキサム」と、残効が長い「ルフェヌロン」を、最適なバランスで配合しています。

    2. 防除が困難な新芽害虫チャノキイロアザミウマ(スリップス)とチャノミドリヒメヨコバイ(ウンカ)、チャノホソガなどのチョウ目害虫に高い殺虫効果を発揮します。

    3. てんさいのアブラムシ類、ヨトウムシ防除が同時にできます。

    上手な使い方

    茶の場合
    リーズン顆粒水和剤の上手な使い方

     

    みかんの場合
    リーズン顆粒水和剤の上手な使い方

     

    りんごの場合
    リーズン顆粒水和剤の上手な使い方

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 チアメトキサムを含む農薬の総使用回数 ルフェヌロンを含む農薬の総使用回数
    てんさい アブラムシ類 3000倍 100〜150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい アブラムシ類 750倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい ヨトウムシ 3000倍 100〜150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい ヨトウムシ 750倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい カメノコハムシ 3000倍 100〜150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい カメノコハムシ 750倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい シロオビノメイガ 3000倍 100〜150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい シロオビノメイガ 750倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい アブラムシ類 40倍 1.6L/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい ヨトウムシ 40倍 1.6L/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい カメノコハムシ 40倍 1.6L/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    てんさい シロオビノメイガ 40倍 1.6L/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、散布及び無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内
    りんご クワコナカイガラムシ 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご ハマキムシ類 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご シンクイムシ類 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご ヨモギエダシャク 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご ギンモンハモグリガ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご キンモンホソガ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご アブラムシ類 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    りんご リンゴサビダニ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    みかん チャノキイロアザミウマ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
    みかん アゲハ類 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
    みかん ミカンハモグリガ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
    みかん ゴマダラカミキリ成虫 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
    みかん ミカンサビダニ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
    かんきつ(みかんを除く) チャノキイロアザミウマ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫21日前まで 1回 散布 3回以内 1回
    かんきつ(みかんを除く) アゲハ類 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫21日前まで 1回 散布 3回以内 1回
    かんきつ(みかんを除く) ミカンハモグリガ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫21日前まで 1回 散布 3回以内 1回
    かんきつ(みかんを除く) ゴマダラカミキリ成虫 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫21日前まで 1回 散布 3回以内 1回
    かんきつ(みかんを除く) ミカンサビダニ 2000〜3000倍 200〜700L/10a 収穫21日前まで 1回 散布 3回以内 1回
    チャノホソガ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回
    チャノミドリヒメヨコバイ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回
    チャノキイロアザミウマ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回
    ヨモギエダシャク 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回
    チャハマキ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回
    チャノコカクモンハマキ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 散布 1回 1回

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • 幼虫の脱皮を阻害してやがて死亡させる性質をもつ成分を含むので、アゲハ類等の鱗翅目害虫には幼虫期に早めに散布してください。

    • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。

    • 茶でチアメトキサム及びルフェヌロンを含む農薬を使用した場合は、同一茶期内では本剤を使用はしないでください。

    • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。

    • ミツバチ及びマルハナバチ等に対して影響があるので、以下のことに注意してください。
      1. ミツバチ及びマルハナバチ等の巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
      2. 受粉促進を目的としてミツバチ及びマルハナバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
      3.  関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
    • 調製した散布液はその日に使い切ってください。

    • 希釈倍数750倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を利用してください。
    • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
      1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
      2. 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
      3. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
      4. 散布液が池、河川などに入らないように注意してください。
    • 本剤の使用に当っては、使用量、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

    安全使用上の注意

    • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。

    • 散布液調製時及び散布の際は、保護眼鏡、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。

    • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

    環境保護上の注意

    • 散布薬液の調製容器、散布器具などは水でよく洗浄し、その洗浄液は灌漑水路、排水路、河川、湖沼、井戸などの水系へ流さず、当該薬液を処理した場所での作物の安全を確認の上始末してください。

    • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。

    • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。
      散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

    貯蔵上の注意

    • 保管の際には、使い残した薬剤は密閉し、食品と区別し、直射日光が当らない低温な場所に密封して保管してください。