病害虫・雑草防除ガイド - 「畑地雑草」について、知る。

イネ科雑草(多年生) コヌカグサ

(レッドトップ) イネ科/ヌカボ属

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生態

種子および根茎で繁殖する。秋まき小麦連作圃場以外の畑地ではあまり定着できない。開花後1週間で発芽能力を持つ。休眠期間が短く、湿潤な土壌表面で容易に発芽する。多数の根茎を密に伸ばし、先端を地上に出して繁殖する。土中種子の寿命は5年以上。

芽生えの特徴

実生が出芽する麦畑では雑草発生、結実の前歴があるので区別の参考になる。実生、根茎からの萌芽葉も同様で、葉身は線形でざらつく。葉舌は膜質で上端には歯がある。葉鞘は無毛。稈は円形で滑らか。

出芽時期

種子は、は種床造成前後に出芽する。地下部に休眠芽をつくり越冬し、翌春萌芽する。根茎は耕起によって埋設されても10cm深以内なら生き残り、萌芽する。

問題点

麦と同時期に登熟し、収穫作業が種子を散布することになる。穂に水滴を保持しやすく、小麦の品質の劣化、穂発芽を助長する。根茎が密に発達し、根絶しにくい。

 
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